日本の生産者を取材する中で、青森に出かけてきました。
ここで、訪ねたのは、「斉藤酒造」さん。
美人蔵元と、31歳の若き杜氏が、本物の味を求めて作るお酒づくりを取材しました。
酒米の蒸し
湯気を出している姿は神々しい。
お米のいい香りがしてきて、幸せ~な気分になります
こういう体験はなかなかできませんもんね。
蒸しあがったお米は
並べて広げて、熱を取ります。
一瞬を争う、とっても真剣な作業。
手仕事なんですね。
酒米は・・・・
少しいただいたのですが、表面が固くて中がもっちり。
混じりけのない米の味。おいしいです。
こういうお米なんですね。
斉藤酒造さんの仕込み水は、岩木山神社の御神水と同じ水源を使っているそうです。
蔵元の土居さんは、何かあると、ここに来てご参拝するとか。
お水は・・冷たそう・・・でしょ。
しかし、触れてみて驚いた。
温かく感じるんです。
指あたりがやわらかい。
地下水はこんなに温かいの?って
この水源が仕込み水になるお酒。どんな味なんでしょう。
出来上がったお酒は、のど越しすっきりで、おいしい~。
ふわ~と立ち上るお米の甘さで包まれる。
「一日ご苦労様でした」って言ってもらっているような味なの。
手作業でつくるお酒だから大量生産できないけれど、
誠実な酒つくりに尽くしたいという蔵元。
若き杜氏さんがその思いに答えます。
応援したい酒蔵です。
大桃のお勧めは・・・
「蔵の灯」と「松緑(まつみどり)」の清酒。
あえて、大吟醸ではなく清酒を推薦します。
親子3代が飲み続けられるお酒、松緑の清酒。
米の香りが一日の疲れを癒して、明日の元気をくれる。
どんどん飲めてしまう~。ヤバイっす。
新潟のお酒も美味しいけれど、斉藤酒造さんのお酒も格別でした。
美人蔵元、若き杜氏!
今後、大ブレイクの予感の酒蔵でした。