味わいぶらり旅。
九州のおれんじ鉄道に乗って、日奈久温泉から出水へ出発!
オレンジマークの列車です。
ここは、鶴の飛来地らしい。
カメラを抱えたスタッフが、私の服を鶴カラーと言うの~。
こうやって見ると・・・本当だ~。
YUMA KOSHINOさんの衣装です。
最近、コウノトリで町おこしし(豊岡)、朱鷺で町おこしと、生き物が地域イメージアップさせて、
農産物もブランドになっている。
生物の多様性が環境イメージを上げ、ビジネスになると、注目されています。
出水もそうなのかな~と思いながら駅を出ました。
駅は新幹線も止まる近代的なデザイン。
駅から車で武家屋敷あとに行きました。
ここでは、牛車に乗って武家屋敷を見ることができます。
NHKの大河ドラマ「篤姫」のロケで使われた武家屋敷に入ってみると・・・
雛人形が飾られてます。
ラッキー。
そして、いよいよ鶴の飛来地へ・・・。
「キーッ、ッキーッ」と鶴の鳴き声が聞こえてきました。
近づくと・・鳴き声も大きくなり・・・大きくなり・・・大きくなり・・・
むちゃくちゃいっぱいいる~。
100羽くらいかな~と思っていたら・・・
2万羽ですって。
ひと冬、えさやりして保護しているそうです。
ここにいる鶴は主に2種類。
小ぶりなナベツルとマナツル。
ナベ鶴が1万5千羽くらい、真鶴が5千羽くらい。
「こんなに沢山いるなら絶滅危惧種じゃないんじゃないですか?」と聞いたら、
「ここには、世界のつるの8割から9割が渡ってくるんです。
ここで病気が出たらすぐ絶滅してしまうんです」って。
そうでしたか~。保護はえさだけでなく、病気を出さないようにすることが重要だったんですね。
お天気がいいから「北帰行(ほっきこう)が見られるかな」って。
11時前、真鶴が旋回しながら朝鮮半島に向かいます。
すごい!
天気がよく、風が弱い日。と条件がそろっての北帰行。
テレビの撮影は日にちが決まっているから、
あとは神頼み。
これを見られるなんて、とってもラッキー!
北に帰るツルを見ていると、寂しいような、晴ればれとしたような、心配のような・・・
とっても複雑な気持ちになりました。
どんなに居心地がよくても、時が来たら、自分の行くべき場所に行く。
自然はなんでも知っている・・・・と感じた出水ロケでした。