2004年の中越地震を忘れない、復興の姿を見て欲しいと始めた古代米つくり。
今年で3年目になります。
自分が食べたいと思うものを作りたかったので、
何もしらないまま「無農薬、有機肥料を使った農法」で栽培しています。
3年目になると、土壌も随分かわってきていい感じです。
証拠に田んぼに生きものが増えてきました。
おたまじゃくし、カエル、すずめ、モグラ、フナ、ドジョウ、ヘビ、ゲンゴロウ・・・などなど
そしてこの生きものも・・・
草取りをしていると、顔にぺと~とついてしまうことも多い。
「イヤだな~」と思うのだけと、この糸が稲に悪さをする虫を捕まえて蜘蛛がたべてくれる。
人間の好き・嫌いの感覚は全体を掴みきれないから、
自然の微妙なバランスを崩してしまうことが多かったと思う。
田んぼの生きものは農薬を使わなかった1年でずいぶん戻ってきました。
自然の回復力は強い。
たんぼ一つでも、自然の営みを感じることができる。
もの言わない田んぼは沢山のことを教えてくれています。
蜘蛛よ、稲に悪さをする虫を沢山取ってくれ!頼んだよ。