今年は栃尾という場所にご縁があります。
このブログをずっと見ていてくれる方は分かると思いますが、
初めての方にちょっと説明。
新潟県長岡市栃尾で「モノクロームの少女」という映画を去年撮ったんです。
そのときに、ヒロインの母親役で出演させていただきました。
現在、公開中です
映画のご縁で、何度も栃尾に通う機会を頂き、農業のことも話をさせていただいていたのです。
そして、今年5月、古代米の田植えが終わり、苗を多く作りすぎて誰か育ててくれないかな~と思っていたのです。
ところが、魚沼はコシヒカリが高く売れる恵まれた土地なので
手間のかかる古代米を作ってくれる人が現れない
小学校の授業で作ってくれることにはなったものの・・・
余ってしまった苗をどうしょうか?と思っていたら
「栃尾で作ってみましょうか?」と映画関係者から提案をうけました。
お願いします!
ってことで、私の苗は栃尾にお嫁に行ったのです。
その後どうなっているのか気になり・・・
山の中にズンズン入っていきます。
ここですって案内され~、
棚田です。山の上のほう。
ありました。桃米
桃米は「朝紫」という品種なのです。
油が浮いていますが、これは、米ぬかの油。
堆肥と米ぬかとホタテの貝殻とワイルドエース(有機肥料)を使い栽培しているそうです。
無農薬ではなく、一回だけ除草剤を使って、初期のヒエ対策をしているとか。
がんばってますね~。
この、いろいろなお米を育ててました。
棚田は山の清水を貯水池にためて、その水を少しづつ使う方法で栽培されます。
この場所は5年前の中越地震のときに田んぼが崩れ、
2000万円以上かけてなおしたそうです。
(補助金は出たそうですが)
反対側は、壊れたままの田んぼ
地震の爪あとはまだあちこちにあるのです。
私の苗を育ててくれている方を紹介します。
Tさんです。若い。
お子さんがアトピーがあったことが、農薬を少なくした農法をするきっかけになったそうです。
田んぼの周りの草を刈って、一年かけて堆肥にして田んぼにいれています。
棚田の農作業、また覗かせてくださいね。
桃米、栃尾で育つ。
楽しみ~。
実は、話はここでは終わらないんですよ~
まだまだ桃米ひろがりつつあるんです。
その話は・・・・
また後日