土つくりが続いています。
無農薬で、有機肥料を使っての古代米の栽培。
肥料をどうしていくかがこの時期の勝負。
素人の挑戦農業なので、いろいろ実験してみたい。
化学肥料や、農薬も農業の労働力削減や、収量アップに貢献してることはもちろん承知。
私がやってみたい農法はこれとは別。
父は収穫が上がること、手間がかからないことが重要なので、私の使いたいという肥料にいつも「?」って感じで、簡単には「うん」と言ってくれない。
今年も、窒素、燐酸を土に入れるために魚かすを採用しました。
一反歩(300坪)に25キロ強。
中はこんなものが入っています。
魚の骨、アラやカニの甲羅などを乾燥させて粉砕したものを撒きます。
撒くときはこれを使います。
リュックタイプの肥料撒き。
右側にパイプがあって、左右に振ると、中の肥料がでてくるのだ~。
これが、とっても生臭い~
自分に粉がかかるから、いつもの農協さんで買った雨合羽を着て・・・。
これを着ていると
「もう、どうにでもなれ~」って思う。
終わるまでどうしょうもないんだもんね。
二の腕が震えるし、テニスのラケットを振っているみたいなの。
腰の動きも加えると、ウエストがくびれる。
サウナスーツ着ているようなもんだから、汗がボトボト落ちる。
スポーツクラブいらず!
と、自分で思っていても、相変わらず地味な作業。
人間結果だけ見てもダメ。
原因をみないと。
作物の実りを思うなら、この土づくりをしっかりしないと苗も育たない。
肥料は平均して撒かないといけないの。
固まったりすると、そこには稲が育たなくなる。
肥料は多すぎても、少なすぎてもうまくいなかない。
私の農法を見て、
「この規模じゃ経営的に難しい」って言う人も多いけど、
規模を広げて、自分の目が届かなくなるのがいや。
「桃米」を買ってくださる方は、私を信用して買ってくださっているわけで、
信頼答えるには、今は自分の目の届く範囲にしているのです。
作り方やシステムを任せられる人がまだいないのです。
残念!
毎年、有機肥料でお米を作っていたら、田んぼに生き物が増えてきたり、雑草が生えたり、
土がふんわりして変わってきたのがわかるようになってしまった。
生き物が多い田んぼの植物は生命力が強く、食べても味が違うのがわかってきた。
食べて体の調子が変わるのを実感する。
特に、腸の調子が違う。
外食や、ロケで泊まりが続くと「あのお米をまた食べたい」と体が欲する。
玄米と桃米を混ぜて炊くことが多い私のご飯。
腸が整うと、肌の弾力が変わってくる。
これは私の感覚だけどね。
マクロビ友達も感覚が変わるって言ってた。
そんなお米を作るには、土作りが大事。
「桃米」は土作りが一番大切。
今年は、肥料の割合を少し変えたりしながらやってみようと思います。
窒素を少なくしたいなと思案中です。
皆様、今年の桃米に、ご期待ください。