地震からの復興、地元の農家が潤うために、お米を食べてもらうには?


韓国留学で知った雑穀を入れて炊けば、白米の新しい食の提案ができる?


雑穀ブレンドを商品化しました。
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これだけでは地元に貢献することはできません。


地元の経済とははなれてしまっているからです。


米どころの魚沼なら、このブレンドの中の一つである黒もち米(古代米)なら出きると思う。


と、雑穀に詳しい人からアドバイスをいただきました。


地元の人に作ってもらって、消費者に沢山買ってもらえば、魚沼も潤うと考えて



地元の農家、農業法人に「作ってください!」と提案するのものの、賛同をえられ


ませんでした。


じゃあ、兼業農家の父に作ってもらおう!


までは以前、書いたとおり。


晩酌中の父に


「お父さん、雑穀って興味ある?」


「雑穀ってなんだ?」


え~そこからの説明がいるわけ~? どんだけ~?


白米以外の穀物が市場では「雑穀商品」として販売されていること。


都会では健康意識の高まりから人気があり、高く売れることなどを説明しました。


「ヒエ・アワ、色の付いた米?ダメだこて~。嫌だ。嫌だ」と聞く耳を持ちません。


こうなったら自分でやるしかない!


「じゃあ、私が自分でやるから、田んぼを貸して!レンタル代はきちんと払うから」


可愛い娘の、御願いです。父は即答でした。


「ダメだ!わけのわからないものを先祖代々の土地で作るなん、ダメだこて~」


でた、”ダメだこて~”攻撃。


娘の頼みはあえなく却下。


農家は新しいものへの抵抗感が強い。


肉親が頼んでも首を立てに振りません。


父にも断られてしまった~!どうしたらいいのだ~?


一から作戦の練り直し。


農業のことは農協に聞いてみよう。


肉親への甘えを捨て、農協に行って、農業をするには何が必要か聞きにいってみることにしました。


そこで、耳にしたのは、日本の農業政策の壁だったのです。


~~~~~~~~~~~~続く~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~