新潟県の魚沼市でお米(古代米)を作っています。
地震で被害があった新潟は米の産地
お米が売れれば、地元が潤う。
でもお米はあまり気味
どうしたらいいのか?と考えていた時、
韓国で出会った雑穀がおいしく、身体によかった桃もも
雑穀と白米をセットで売れば、目新しさも加わりお米の消費ものびる?
ここまでは前回のブログで紹介しました。
さて、この雑穀を地元で作ってもらえないのだろうか?
地元の農家さんや農業法人に集まってもらって雑穀をつくってもらえないかと説明会をおこないました。
雑穀は「米。麦、大豆、とうもろこし以外の穀物の実」というのが定義とされていますが、
最近の雑穀と言われる商品を見ると、玄米も黒米も押し麦も商品にブレンドされています。
市場的には、白米以外は雑穀といイメージで商品はつくられているようです。
「来年、雑穀を作ってみてみませんか?」
と御願いするも、皆さん渋い顔
新潟出身といえ”東京からやって来て、何をいうのやら~。コシヒカリの本場で!”
という雰囲気なのです。
農家にとってヒエ・アワは雑草。
それを作って、周りに種が飛んで、他の田んぼに迷惑がかかったら
弁償しなくてはいけない・・・。
そんな怖いことは出来ない。
新潟県人は他人に迷惑をかけるということを非常に怖がります。
地元で暮らす人ほど、保守的で、リスクが見えるものです。
大桃美代子あえなく撃沈
「あ~、どうしたらいいのだろう?」
東京では雑穀ブームがおきているというのに・・・。
コシヒカリだって温暖化で魚沼がいつまでも一位とは限らないのに・・・
こうなったら最後の頼みの綱。
兼業農家でもある父に頼んでみよう!
私は親に何か頼むということをしたことが無い人間です。
高校に入ってからは、一人前とみなされ、自分のことは自分ですると
自分勝手に生きてきたこともあり、親に頼みごとというのは勇気がいります。
晩酌中の父におそるおそる話を切り出したのでした
~~~~~~~~続く~~~~~~~~
今回のご飯は玄米2:1はと麦
モチモチした弾力は私の好み。
最近はマクロビご飯が多いかな?
玄米は無農薬で有機肥料で育てたコシヒカリ。
炊き方は炊飯器で玄米モード。