先日話題の福山雅治主演・映画『そして父になる』観てきました![]()
http://soshitechichininaru.gaga.ne.jp/
相変わらず予習しない派の私は知ってる情報といえば
子どもの取り違えのという事件に遭遇した2組の家族の物語という程度。
実は私、昔昭和40~50年代新聞やニュースでよく目にしていた
赤ちゃんの取り違え事件に子どもながらに
なんて恐ろしい出来事なんだと恐怖に慄いておりました。。
なので、自分が出産する時も、間違われないかなぁーーなんんて
かなり気を使った記憶があります。
が、実際出産してみると、新生児室には今どきの主流2500g前後の
ほやほやぷにゅぷにゅの赤ちゃんに混ざって、一人飛びぬけて
デカイ約3500gの娘w
間違えられるハズもございませんでした^^;
周りでも既に映画ご覧になった方も多く、皆さん
「感動した!」「号泣したー」というお声も多く
どーれどれと映画館に向かいましたが
予想外の感想&内容でした~。
取り違えられた家族(子ども)を交換する?
母揺れ動く、子ども泣き叫ぶ
そんな予想をしていたのですが
驚くほど裏切られました。
芦田愛菜ちゃんだったら、恐らく終始号泣して
観客も号泣・・・だったと思いますが
子役二人最後まで一滴も泣きません・・・^^;
が、ナゼだか泣けます。。
前半取り違えが発覚してからの
両親とくに福山雅治演じるエリートサラリーマンの
あまりにも淡々とした態度
相手方の家族に提示した信じられない提案
取り違えに気付かなかった母親の苦悩にも
寄り添わない様子
取り違えが発覚した際思わず発した言葉etc・・・
子どもや妻に目を向けることなく、ひたすらナゼ取り違えられたのか
その理由を追い求める夫。
前半は妻役の尾野真千子の苦悩にひたすら感情移入してしまい
福山雅治の淡々とした様子に嫌悪感を感じたほど。。
取り違えられた理由なんてどーでもイイやん!!と怒り気味で
見ていたのですが、昭和40年代ではなくこの現代で取り違えられた
理由が実はありました。
その理由が分かったときには、思わず「きゃー!」と小さく叫んだほど。。
前半は妻の気持ちは?子どもの感情は??
と疑問を抱くほどのストーリー展開でしたが
中盤以降は福山雅治演じる夫が過ごしてきた幼少期
高学歴・大手企業・タワーマンションと幸せを絵に描いたような
家族が崩壊していく様
引取った実のわが子と上手くいかず、見下していたはずの貧しい
相手方家族から投げ返された自分の発言。
豊かだと思っていた家族が脆く崩壊し、相手方の家族愛や
心の豊かさを痛感する様子
育ててきたわが子に最後に謝罪する姿
それらを通じてようやく本物の『父親』となっていく
『そして父となる』見事なタイトルだなーと思わずにいられませんでした。
父親目線で語られるストーリー。
育児は妻に任せきりで仕事に没頭、お受験や勉強だけは熱心な
父親である福山雅治が、貧しい電気屋であるおちゃらけた相手方の
リリー・フランキーに対し
「重要な仕事をしているんだよ!僕の変わりはいない」と言い放ったとき
「父親だって誰にも変わりのいない大切な仕事ぞ!」と言われたときに
ぐうの音も出ず押し黙ってしまうシーンが一番好きでした^^
これほどまでに男性と女性が『親』になる過程が違うものなんだなぁ~
男性が父親になるって出産を経験していない母親と違って大変なことなんだなぁ~
ということも痛感する映画でした。
そうした違いを、出産前に女性も知っておくと
産後クライシスとか乳幼児期離婚とか
経験しなくて済むのかもなぁ・・・とちょっと思ったり^^;
あまりにも予想外&考えさせらる内容に
見終わった後、頭の中がグルグルしていたのですが
トイレでご一緒になった70代後半または80代?
のおばあちゃまグループの会話
「お父さんカッコよかったわねぇ~^^」
「カッコ良すぎてなんだかリアリティないわよねぇ~」
「エリートって大変ねぇー」
「やっぱりエリートで忙し過ぎちゃうと子どもとの関わり方も大変そうねぇー」
「子どもの気持ちも見えなくなっちゃうんでしょうねぇ~」
(全員)「そうそう。大変よねぇ~」
という会話が全てを物語っており、思わずブンブン頷いてしまいました(笑)
機会があれば、男性・夫・パートナーとご一緒に観て
感想聞いてみるのもいいかもです^^
ウワサどおりのお薦めの映画でした![]()



