11月のなかうみハーフ以来2カ月半ぶりのレースに出場してきました。場所は岡山国際サーキット (旧TIサーキット英田)です。
今回は、1994、95年と「F1世界選手権パシフィックGP」が開催された有名なコースを自らの足で走れるという甘ーーーい動機と、保育園のママ友のお誘いもあり、軽ーーーい気持ちでエントリーしました。
コースはサーキットを1周半(約5.5km)した後に公道に出ます。そして折り返し地点まではほとんど下り、ひたすら下ります。ということは折り返してからはひたすら上り、上り。私のコーチの記録では高低差は以下のようになっていました。
丁度、U字型の一番下の辺りが折り返し地点になります。サーキット自体も29mほどの高低差があるものの、やはり、中間点を過ぎてからのずっと上りは初体験でした。
どの大会もそうなのですが、皆さんペース速めで、突っ込んで入ります。スタートして5kmほどはサーキットの中を走りましたが、舗装の精度が良く、整備も行き届いているので、とても走りやすいコースであると感じました。
曲がりなりにも1年半前から走っているので、心拍数などで自分の状態を把握することはできていますので、その範囲を守りつつ効率の良い走りを心がけました。
そして、5.5kmのサーキットコースランを終えると、一般道へと出ていきます。丁度会場に向けて車で走ってきましたので、おおよその見当はついていたのの、これだけ下りが続く前半は初めてでした。
まあ中間点までのペースはこれまでで最速というのは分かっていましたが、問題は中間点を過ぎてからの復路です。「行きは良い良い、帰りは怖い。」とはよく言ったものです。
平地と比べてペースが落ちる事は分かっていましたが、「出来るだけ骨盤の前傾を保って、視線を前に」をテーマに走っていきました。
また、今回は初の試みで、音楽を聴きながら走ってみました。それも一曲をずっとリピートして。ちなみに今回の選曲はEXILEの「Rising sun」でした。なぜにこの曲?という方は聴いてみてください。この曲は東日本大震災の復興を願って作られたと聴きますが、ランの場面に歌詞が良くMATCHしています。
前回のレースでは楽しむ余裕はなかったのですが、今回の特に後半は苦しさの中でも楽しんでいる自分がいました。「俺って、ランの時はドMかも」と考える余裕すらあったように思います。楽しんでいる証拠に、自分でも距離が進むのが非常に速く感じました。
往路からずっと続く上りを終えてサーキットに戻ると、サーキットコースを1周してゴールとなるのですが、上りによって私のハムストリングと臀筋には余裕は残っていません。ここで最初に書いたサーキットの29mの高低差が襲い掛かります。自分ではスパートとかけているのですが、その度に右のふくらはぎは痙攣の一歩手前をいったりきたりでしたが、最後は相方と息子の声援を受けて無事にゴールできました。
ちなみに、レース後に患者さんから聞いたのですが、1周3.7kmのコースをあの「音速の貴公子」ことアイルトンセナは1分10秒218で走ったそうです。
今回はレース前のコンディションとしてはこころもからだも良い調子とはいきませんでしたが、それもレース。レースに参加させてくれてバックアップに回ってくれた相方をはじめ、関わって頂いた全ての方に感謝したいと思います。本当にありがとうございました。
ルートラボに今回のコースが投稿されていましたので、興味のある方はご参考に!!→これ。
さあ、次は1カ月後、今日からまた走ります。
momohappy