豆太郎のブログ

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日中の歴史認識を巡る記事を読んでいて、後漢の思想家、王充の著した思想書『論衡(ろんこう)』の第12巻謝短篇の中に、こういう一節があるのを思い出しました。

知古不知今、
謂之陸沈。

読み:古きを知りて今を知らざる、これを陸沈という。
意味:歴史を知って現実を知らないものは、陸沈(陸上で溺死すること)したようなものだ。

知今不知古、
謂之盲瞽。

読み:今を知りて古きを知らざる、これを盲瞽(もうぜ)という。
意味:現実を知って、歴史を知らないものは、盲人と同じである。

中国や韓国が日本の歴史教育に加入し、近現代史にまで干渉したがるのは、統治国としては当然の事です。朝貢国に歴史を学ばせないというのが愚民化政策の中で一番なのだというのが、よく判るお話しでしょう。

逆に言うと歴史教育は国家の成り立ちにも関係する重大な問題なのに、日本ではどういうものか、その逆が正義だとされて来ました。正しい方向性を言えば右翼だとレッテルを貼られてきたのですが、その指令は誰が出してたのか、もう皆さん判りかけてきましたよね。

既に政治の上では日本は中国に相当な部分まで浸透されてしまってるんです。

これからは騙されてる振りをしながら、相手を騙す高等戦術が必要です。そういう頭脳のと胆力がある政治家を見出し、国政の場につけられるかどうかに、この国の将来は託されていると言ってもいいでしょう。つまり国民の資質が今問われています。

せめて先人の知恵には真摯に向き合い、学ぶ時間を持ちたいモノですね。

ちなみに、王充は今の十二支の動物を選んだ人物だとされています。彼は猫が嫌いだったのか、本来はあった猫を抜いたのだそうです。
「小一郎民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡る事件で、検察当局は政治資金規正法違反(虚偽記載)容疑で告発された小沢氏を容疑不十分で不起訴処分とする方向で検討を始めた模様だ。東京地検特捜部は最高検など上級庁と協議のうえ最終判断する。小沢氏については政治資金収支報告書に記載されなかった4億円を提供するなど一定の関与は認められるものの、現時点では虚偽記載の罪に問える明確な証拠がなく、刑事責任の追及は困難との見方を強めているとみられる。一方、特捜部は同法違反容疑で逮捕した当時の事務担当者で民主党衆院議員、石川知裕(36)と当時の会計責任者で公設第1秘書、大久保隆規(48)両容疑者について、拘置期限の4日、起訴する方針を固めた。石川議員の後任の事務担当者で元私設秘書、池田光智容疑者(32)は関与が従属的な面もあり、さらに検討するとみられる。」

”地検、小沢氏を不起訴で検討”という情報が今朝一斉に流れてきましたね。

此処で言う地検は『東京地検特捜部』の事ですが、地検特捜部が独自にこんな判断をしている訳じゃありません。結局は検事総長など検察幹部が、"小沢不起訴”と云う判断をしたことに他なりません。

つまりは、社会の秩序安定を目的に一罰百戒を狙っての捜査であったということでしょう。

要するに政治家が政治資金で土地の所有をすることを憚らせるという(一部には購入資金の中には中国などからの工作資金が含まれるという説もある)という捜査の目標は達せられたという判断がなされたという解釈をした方がよさそうです。

表向きは、立件しても公判維持が難しいという風に情報操作されていますが、現実には政権与党の大立て者である小沢幹事長を立件起訴することは、下手をすると政権党と検察が対立している構図を作りかねません。仮に検察の捜査を強行して現政権を瓦解に追い込む事態を引き起こせば、それが悪しき前例になるのも困ります。選挙で選ばれた国民の民意の代表である政治家と、その政党を、検察権力が恣意的に行使され、政権を維持出来なくされるということは、まともな民主主義国家ではあってはならない事態です。もしも検察がそこまで権力を行使出来るようにすべきなら、各高検の検事長と検事総長は選挙で選ばれるべきであり、国民に選抜された選良として、国家の不正にメスを入れる権利を行使すべきです。

小沢氏の周辺で側近として政治資金を管理していた3人は、これから裁判を経て何らかの罰をうけることになります。まあ、これが一番無難で予定調和であることは誰しもが認める所でしょう。そうなることが判っていて、どうして検察は小沢一郎という人物をヒールに仕立て上げるべく情報操作を行ったのか。

早晩、政党助成金を含めた政治資金の使い道、あり方などが問われる事態が起こることでしょう。恐らくは今年の秋以降でしょうか。

またバランスを取る意味でも、元政権与党の自民党の大物議員の一人は小沢氏と似たような罪状で今後取り調べを受ける可能性を示唆しておきたいと思います。一番有力なのは、二階さんあたりではないでしょうか。
「国土交通省は2日、6月中をめどに、全国の高速道路37路線の50区間、計1626キロで無料化の社会実験を開始すると発表した。全路線の18%に相当する規模で、全車種を対象に、時間帯や曜日に関係なく自由に通行できるようにする。無料化されるのは地方の高速道路が中心で、首都高や阪神高速など、3大都市圏内や札幌、仙台、広島、福岡の各都市圏内と、これらを相互に結ぶ路線など、利用者が多い路線は、混雑を招くとして除外された。実験に伴い、10年度は1000億円の国費が、高速道路会社の収入を穴埋めするために予算措置される。一方、昨年3月に始まった地方の高速道路全体を対象とした「上限1000円」の割引制度は廃止し、新たに乗用車を上限2000円、トラックを同5000円などとする、走行距離に関係ない料金制度を、無料化対象外の路線で実施する方向だが、曜日や割引条件などは検討中だ。」

公表された無料区間を見ると判りますが、これは要するに高速道路会社が持っている不採算路線を政府が買い上げてやると言う事と同じです。真面目に買い上げるというと税金の無駄遣いとか、建設した責任を追及される。だから国民のために無料化するという言葉に置き換えた。

高速道路全体の無料化とは基本的に意味が違います。

高速道路全体を無料化したら、交通渋滞で意味をなさなくなるというのは、ある意味で言えば煙幕です。だってアメリカの高速道路はそうはなってませんからね。しかもあちらは日本のように鉄道網が完備されている国ではありません。

最初はそりゃ物珍しくて高速道路へ集中する時期はあるでしょう。でも何れは元に戻ります。

それに石油価格はもう昔のように安くはありません。安くもなりません。恐らくこれから10年で50円は上がるでしょう。下手すると100円上がるかも知れません。それ故のハイブリッドへの転換ですし、電気や水素という代替エネルギーへの模索なのですから。

話を元に戻しますが、不採算路線を税金で賄う事が何時までも続くのを無料化と糊塗しておいて、財政再建なんかできるのでしょうか。それならそれで、いっそ国道化してしまうのが本来の筋道なのだと思いますけどね。

なのに、さも素晴らしい話のように報道してる訳です。あと数年したら、負の遺産のように報道するというのに。

明治時代官営製鉄所を民間に払い下げしようとしたら、暴動が起きた事がありました。ある意味、明治の方が民意はまともでストレートだったのです。民主主義の本当の意味を考えられない時代になってませんか?

【北海道】
▽道央(士別剣淵―岩見沢)
▽深川留萌(深川西―深川JCT)
▽道東(本別・足寄―占冠、夕張―千歳恵庭JCT)
▽日高(沼ノ端西―苫小牧東)

【東北】
▽青森(青森東―青森JCT)
▽八戸(下田百石・八戸―安代JCT)
▽秋田(八竜―秋田中央)
▽日本海東北(河辺JCT―岩城)
▽東北中央(横手―湯沢、東根―山形上山、南陽高畠―米沢北)
▽釜石(東和―花巻JCT)
▽山形(酒田みなと―湯殿山、月山―山形北)

【北陸】
▽日本海東北(荒川胎内―新潟中央JCT)

【関東】
▽東水戸(ひたちなか―水戸南)
▽八王子バイパス(打越―相原)
▽新湘南バイパス(藤沢―茅ヶ崎海岸)
▽西湘バイパス(西湘二宮―箱根口・石橋)
▽箱根新道(山崎―箱根峠)
▽中央(大月JCT―須走)
▽中部横断(双葉JCT―増穂)

【中部】
▽西富士(西富士―富士)
▽安房峠(中ノ湯―平湯)
▽伊勢・紀勢(津―伊勢・紀勢大内山)

【近畿】
▽舞鶴若狭(小浜西―吉川JCT)
▽京都丹波(丹波―沓掛)

【中国】
▽松江・山陰(米子西―東出雲、松江玉造―出雲・三刀屋木次)
▽岡山(北房JCT―岡山JCT)
▽浜田・山陰(江津・浜田―千代田JCT)
▽広島呉(仁保―呉)

【四国】
▽松山(松山―大洲、大洲北只―西予宇和)
▽高知(高知―須崎東)

【九州】
▽八木山バイパス(穂波東―篠栗)
▽東九州(築城―椎田、宇佐―日出、大分米良―佐伯、延岡南―門川、西都―清武JCT、末吉財部―加治木)
▽大分(日出JCT―速見、大分―大分米良)
▽西九州(武雄JCT―佐世保中央)
▽長崎バイパス(古賀市布―川平)
▽南九州西回り(八代JCT―日奈久、市来―鹿児島西)
▽沖縄(許田―那覇)