ある方の治療薬の変遷です。うつの診断でしたが、最初から抗精神病薬を処方。

ご家族が一つ一つCP換算値をはじき出して、一覧にしたものが以下です。

換算値だけ、羅列しますが、こうした薬の出入りを、精神科の先生たちはどう考えていらっしゃるのでしょう。(数字は1日1日の換算値です)

 

350 600 350 5506日連続)500 500 775 525 525 250 300 325 1056 1056 806(7日連続) 1056 80610日連続) 8313日連続) 1081 831 1031 13314日連続) 876 953 1028 828 828 1078 828 1078 828 11563日連続) 681 681 981 981 1481 1481 1431 1731 1481 2687 1981 2131 2156 2156 1906 1906 20565日連続) 1781 1806 1781 23814日連続) 26813日連続) 27314日連続) 3481 2993 26933日連続) 2643 3234 2693 2943 2643

 

 こうした抗精神病薬の増減の数字から、どのようなことが考えられるでしょうか。

 

 まず、ほぼ毎日のように薬をいじっていることがわかります。これはいったい何のための処方変更なのか? さらに、CP換算値1156㎎から翌日には一気に681㎎にまで減薬している時があります。そして、数日後には1481までまた戻しているのです。

 こうした抗精神病薬の急激な増減がどのような影響を与えるのか。

 最初は350㎎という処方が少しずつ増え、そして急激に減り、そうしたことを繰り返していくうちに、ついにはCP換算値20003000㎎という処方――薬の影響でこれくらい使わないと症状が治まらない頭にされてしまった――ということではないか。

 これは犯罪的処方ではないでしょうか。