前回お伝えしたとおり、7月11日の「世界ベンゾ注意喚起の日」に厚生労働省陳情に同行される方をさらに募集します。

 

 顔出しの参加ということで躊躇されている方が多いのではないかと思い、当日のことについて、少し詳しく説明します。

 

① 「ベンゾ」が全面に出ているため、ベンゾだけを処方されていた方限定と思われているかもしれませんが、他の薬との併用で、なにがしかのベンゾジアゼピン系薬物を同時に処方されていた方なら参加資格があります。

 

② 当事者(家族、関係者)は、午後4時から15分間、「質疑応答と担当官等との自由談義」において発言の機会がありますが、もちろん「帯同のみ」でもかまいませんのでご安心ください。

 

③ 要望の趣旨は、昨年薬害オンブズパースン会議が提出した要望書

      http://www.yakugai.gr.jp/topics/file/BDZyoubousho20151028.pdf

  に沿ったものをこちらでも作成しております。概要を記します。

 

1.  ベンゾジアゼピン系薬物処方期間の継続に制限を設けること

2.  ベンゾジアゼピン系薬物依存症に関する全ての医療関係者を対象とした研修を実施すること

3.  ベンゾジアゼピン系薬物依存症に特化した専門医療機関の設置拡充と、治療のあり方の改善をすること

4.   子どもへのベンゾジアゼピン系薬物の安易な投与は厳禁とし、薬剤に頼らない解決策を第一義的に構築すること

 

 以上の要望に賛同し、今後の精神医療を改善させたいという気持ちのある方、どうぞ勇気を出して参加していただければと思います。

 

申し込み先 kakosan816@yahoo.co.jp

       (かこまで)