数多くのお見舞いや励ましの言葉をいただき、ありがとうございました。

 一つ一つにお礼を書き込めず、もうしわけありませんでした。

 ようやく、少しずつお腹に入れることができるようになり、体力も戻ってきつつあります。



 いやあ、それにしても、ひどい目にあいました。

そして、弱ったときに感じる人の心の温かさに、あらためて気づかされました。

記事としてはちょうど1週間ぶりになりますが、何もできなかったこの1週間、掲載を予定していたり、また新たに寄せられたりした体験談がたまっていますので、再開しようと思います。




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 ゆめさんという49歳の独身の女性からメールをいただきました。

 昨年4月に心療内科をはじめて受診。そこでお決まりの多剤大量処方を受けましたが、その内容に驚かされます。

 まずはゆめさんのメールを紹介します。




「パートを続けながら、末期ガンの母を自宅で見取って2年、ひとり暮らしの寂しさから、少しでも楽になれば、と昨年4月に心療内科を訪れました。

そこで言われたのは「正常」。

「だけど、辛いのならば、神経過敏を押さえる薬を出しましょう」

 とのことで、ルボックスが処方されました。

 しかし、どうしても体に合わなかったので、医師に言うと、今度は、ロナセン2mg朝晩の処方になりました。

「この薬は、ネットで調べたりすると、統合失調症と書いてあってビックリするかもしれないけど、(統合失調症に出すのとは)量が全然違うから、心配しないように」と言われ、同時に震え止めの薬タスモリンも出ました。

 この薬で落ち着くと、ジプレキサも追加されました。」




 ここまで読んで、びっくりしました。ルボックスが合わないからと、すぐに抗精神病薬など出すものでしょうか。しかも、抗パ剤までセットです。さらに抗精神病薬のジプレキサが、変薬ではなく上乗せです。

 医師はゆめさんを「正常」と診断しましたが、ならば、どんな診断名のもと、このような処方になったのか、非常に疑問に感じます。
ゆめさんのメールの続きです。




石のように硬い便
「最初は良かったのですが、服薬して1ヶ月もすると、たまに、石のように便が硬くなり、出血を繰り返すようになりました。
 それでもしばらくは放置していましたが、5~6回ほど繰り返したところで、危機感を感じて肛門科を受診すると、

「治ったり切れたりを繰り返したことで、肛門が狭くなっている、広げるには手術しかない」と言われました。

今は人差し指くらいの細い便しか出せず、少しの硬い便でも、ほんのちょっとの下痢でも、出血するようになっていて、もともと胃腸が弱いのに、下痢も便秘もできない切羽詰った状態で、毎日のトイレ、食事が憂鬱です。



今までに出た薬は、気管支喘息でかかっている内科の薬と合わせると、

ドグマチール、リーゼ、リフレックス、エビリファイ、レキソタン、ワイパックス、ソラナックス、レンドルミン、ロナセン、タスモリン、ジプレキサセロクエル・・・

「正常」と言われつつも、これだけいろいろな薬がいま手元にあります。ちなみに、レキソタン、リーゼは内科で出ました。

恐ろしい限りですが、薬のせいだと気がついたのはずいぶん後になってからです。早く気がついて服用を中止していれば、こんなことにならなかったと後悔しています。


その後、便秘対策のため、夕のロナセンを就寝前のセロクエルに変更し、夜はレンドルミンを飲んで寝る生活が続きました。

しかし、11月に胃腸炎。下痢が3週間続いて、胃の痛みで夜も眠れないほど。胃潰瘍の薬を服用して3ヶ月になりますが、今もまだ治っていません。

もう薬はいやだと、ロナセン、セロクエル、レンドルミンを中止してみると、今度は何もできないほどのひどい頻脈と、何日も眠れないひどい不眠に苦しむようになりました。

                                                      (2につづく)