パネリストとして参加させていただいたシンポジウムでは、みなさまから寄せていただいた被害報告のいくつかを、ほんの数分という短い時間でしたが、紹介させていただきました。もちろん、プライバシーにはまったくふれていませんのでご安心ください。


また、会が終了後、聞きに来てくださった人からも声をかけられ、男性の弟さんが精神科の治療を受け、数年前に自殺未遂をしたこと、現在も多少の薬を飲まれていて、仕事に復帰することができないでいることなど、立ち話でしたが、うかがいました。

あのような場を与えていただき、私が強く感じたのは、この「薬害」について「知っている人は知っている」、しかし、世間の大多数の人は、まだこうした問題が存在することさえ知らないということです。

あのようなシンポジウムがこれからもいろいろな方面から開かれ、大きな社会問題として世の中の人に認知されることを願ってやみません。


パネルディスカッションに出席されたのは、他に、以前、このブログでも紹介した

http://ameblo.jp/momo-kako/entry-10600586537.html (精神安定剤をやめれば、うつは治る)

菊地一也先生(旭川であおぞらクリニックを開いていらっしゃる)


それに自死遺族連絡会世話役の田中幸子さん(この方もブログで紹介したことがあります)

http://ameblo.jp/momo-kako/entry-10583191460.html (自殺と処方薬)


それと、アリスパパさんです。

みなさんそれぞれの立場から大変貴重な意見を述べられました。

そして、私の寄りどころは、やはり何といっても、被害を伝えてくださる方々のお話です。

この問題は決して放置しておいてはいけないものだと、改めて強く感じています。

それにはまず、事実を伝えること、精神医療の現実を伝えること。

引き続き、みなさまからの被害の事例報告、お待ちしています。

精神科による多剤大量処方、SSRIによる事例、ベンゾジアゼピンの離脱症状など、上手に書こうなどと考えなくても大丈夫です。伝えたいことがありましたら、どうぞ以下のアドレスにメールをください。

kakosan3@gmail.com