バッサリとショートヘア。
産後ベリショーにして1年くらいショートだったかな？
以来伸ばしていたわけですが…
海に行くと切りたくなるこの性格をなんとかしたい、石川です。
台風直撃！6泊7日・4回目の子連れ宮古島旅行記、
長くなりすぎてアメブロに怒られる始末。
前編はコチラ。
お付き合いくださいませ。
〜Day 5〜
さぁ、いよいよ帰京です。
…が、早朝にANAからメール。
「本日ご搭乗予定の便は天候調査中です」
窓の外を見ると…
Oh…
昨日とは打って変わって不穏な宮古島。
それでも石垣島で台風を回避した経験がある我々は
「まぁ、飛ぶっしょ〜」
と、光の速度でスーツケースのパッキングを済ませたのでした。
もも「さぁ〜このスーツケースを送って空港行こう〜」
電話「（ﾋﾟｺｰﾝ）」
もも「？？？」
がびーーーーーーーん
このメッセージにはかなり夫婦で動揺しました。
が、仕事のバッファを2日とっていたため、心を落ち着かせて対処。
まずは、宿。これ鉄の掟。（水曜どうでしょう・欧州リベンジ参照のこと）
フロントに電話すると快く同じお部屋を押さえて下さり、
「台風価格」なるもので宿泊できると教えて下さいました。
なんて良心的( ；∀；)
次にANAに電話して翌日の便に振り替えを依頼。
…が、すぐに翌日も欠航が決定しましたとの連絡が入り愕然。
さすが宮古島。
ジャッジが速いね。。。
こちらもなんとか心拍数を抑えて翌々日の便に振り替え依頼。
…も、直行便は取れずまさかの福岡トランジットwwwwww
こうなるともう笑うしかない。
ちょっとずつ近づいて東京を目指す、これなんて水曜どうでしょう？
ここまでやり切ると部屋に飽きた息子が「お出かけしようよ〜」と。
でもアクティビティはもちろんこんな感じ。
( ；∀；)
地下にキッズスペースがあったことを思い出し行ってみる。
ブロック、滑り台、ボールプールがあって小一時間は楽しめたようでした。
ただ、冷房がなくて暑いです。3人とも汗だく。
できてない長友腹筋。
それでも時間はあるわけで…
どこか開いている施設はないかと探したところ、
「宮古島温泉」
が営業中との情報が！！
さっそく家族風呂を予約して伺いました。
うーん。
どんより。
風が少し強いなぁ、くらい。
中に入ると従業員の方が電話応対をされていて、
「今日は家族風呂は予約でいっぱいですぅ〜」
ナイス！ギリギリ！！
ちょっと熱かったけど家族でバシャバシャ楽しむには十分です！
洗面・脱衣所も広めでした。
オススメ！！
大浴場は使用していないのでわかりません(´∀｀；)
退館する際にはこんな看板が。
明日いよいよなのね…と(((((( ;ﾟДﾟ)))))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
石垣島もそうでしたが、沖縄の方々は判断が的確で速いです。
我々も明日に備え、行くことはないだろうと思っていた前述のイオンSCへ。
桃太郎の喜びそうな本やオモチャ、果物やお菓子を調達したのでした。。。
夜はもちろん、ホテルのブッフェ！
明日どうなっちゃうの…いつ帰れるの…
不安を抱え、おやすみなさい。。。
〜Day 6〜
「国内旅行で6泊7日ってなんだよwwwwwwww」
と明るい我が家。
が、外はこんな感じの台風直撃日。
台風を知らない北海道民である私はビビリまくり。
朝食会場も深夜窓ガラスが割れて浸水したとかで閉鎖。
急遽別会場に通されました。
風通しの良いエントランスからロビー、プールからビーチへ抜ける景観が素敵な東急。
それが昨晩からありとあらゆるシャッターや雨戸が閉められ、
いたるところに吹き込み防止のタオルがセット。
「さすが南国！！」
と感心していたのですが、それでも防ぎきれない超大型台風に従業員の方々も困惑気味でした。
が、しかし！！
さすが東急。
朝食後のエレベーターホールにはこんな告知が。
ファミリー客が多いホテルはちゃんと色々考えられているのですね〜。
有難くて泣けました。
浸水したバンケットでのイベントと、
来館が不可能なエイサーチームのイベントが早速中止になっているのも泣けます。
キッズイベントの会場へ行くと、お子様いっぱい！！
息子もゴルフデビューしていました。
斬新。
こういう時のために用意されているであろうオモチャが沢山！
お菓子やジュースなんかも無料で用意されていて、
「少しでも良い思い出を残して行って欲しい」
という気持ちが感じられます。
…そうだよね。
私たちは4泊目一杯楽しんだけど、昨日の便で来て明日帰る人もいるわけだもんね('A`)
会場を出ると…なんと停電。
蓄電システムに切り替えられているようで特段不便は感じませんでしたが、
部屋では自然と節電を意識。
予報通り、お昼12:00頃がまさに「猛烈」。
ホテルの廊下の窓です。
まるで洗車機の中を通っている様。
サッシからブクブク吹き出している雨に至ってはもう意味不明。
2時間ほどすると落ち着いたので、
石川「やっと通り過ぎた〜怖かった〜(´∀｀；)」
旦那「このまま落ち着けば夜は外食できるかな？ヽ(*´∀｀)ノ」
知らないのです。
この二人、いや三人は。
台風の目に入っていたことを。
ねぇ、これすごくない？
コントの域だと思うんだけど…。
そしてまもなく来る「吹き返し」に度肝を抜かれることになったのです。。。
無知って怖い。
勉強になりました。。。
15:27に見たニュース。
観測史上2番目となる61.2メートルの最大瞬間風速を観測。
生きててよかった〜
生きててよかった〜
生きててよかった〜
そんな夜を探してる〜
依然風は強いですが、ずっと部屋にいるわけにもいかないので、
ホテルの従業員さんで構成されたエイサーチームの踊りを観に。
有難いです、ホントに。
大迫力のエイサーに息子も大喜び。
最後は太鼓を叩かせてもらって1曲参加。
フツーに太鼓持ってフツーにステージに出てフツーに演奏。
その舞台度胸は誰に似たんだ…？
当然、夕食はホテルブッフェになるわけですが、
夕食会場はまだ修繕中のため朝食会場と同じバンケ。
アルコール提供無し。残念。そりゃそうよね。手が回らないよね (´･ω･｀)
これが本当に最後の晩餐になるの？なってよ？
など思いながら、まだまだ窓を打ちつける雨風の音に震えながら就寝。
ちなみに部屋にはこんなお手紙が。
〜Day 7〜
6回目ともなると広報用写真のような朝食ブッフェが取れるように。
ホテルの皆様の懸命な復旧作業によりメインの朝食会場が復活していました！
海はこんな感じ。
濁ってる。。。
でもこうやって海の中をかき混ぜて珊瑚の生育を助けているのね、など思う。
立ち入り禁止のはずのビーチにちらほら人が（しかも子連れ）いるのが気になります。
危険なことはやめましょう。。。
風が穏やかになった頃、ホテル周りを少し散策。
被害状況が徐々に明らかに。。。
シーサーがああああああああああああああああ
息子が「イタイのイタイの飛んでけ〜」を施術しておりました。
みんなを守ってくれたのかな(´；ω；｀)
ありがとう、シーサー(´；ω；｀)
息子が散々遊ばせて貰ったプールには海水と砂と葉っぱが。。。
大きなプールですからね。
水を抜いて3日以上。。。
東急は屋内プールがありません。
以前はあったようなのですが…必要じゃないですか〜！？
また作って下さ〜い！！お願いします〜！！
張り出された台風情報を見て飛行機が飛ぶことを確認。
スーツケースを送って、いざ、昨日は閉鎖されていた宮古空港へ〜！！
宮古島、まだまだ街は停電中でした。
それを感じさせない東急の安定した電源供給…
改めて晴らしいホテルだったな、と。
空港は超ウルトラ節電モード。
空調、エレベーター、エスカレーター、売店の冷蔵庫などなど…
すべてOFF！！
照明だけ、なんとか付けてくれていました。
暑い…暑い…暑い…
ミヤコマモルくん、宮古島を守ってね…とご挨拶。
荷物（ベビーカー）を預けるだけで小一時間かかる大行列。
そして使用機材遅延のため、どんどん遅れる出発時間。
押さえていた福岡発羽田行の乗り換え時間にも間に合わなくなってしまい、
慌てて16kgの巨体を抱えてANAカウンターへ。
石川「乗り換え間に合いませんよね！？」
地上「そうですね…ただ、同じチケットをお持ちの方が30名以上いらっしゃいます」
石川「こういう場合は福岡からの出発便を遅らせてくれるんですか？」
地上「…ということもあり得ます」
石川「今日中に確実に帰京できるチケットは他にありますか？」
地上「………次の便も、その次の便も満席です」
石川「（がびーーーーーーん）」
地上「…が、最終便の福岡21:15発、羽田23:00着が残り4席です」
石川「それええええええええ！！3席押さえて下さいいいいいいいいいいいい」
もう必死wwwwwwwwwww
地上職員の方も確定で話ができないからもどかしいだろうな…
そして流石に翌日は仕事が入っている我々夫婦。
これで福岡1泊になんてなったらマジで洒落にならない！！
灼熱の待合所で半分冗談・半分本気で博多→東京の新幹線なんかも調べておりました。
2時間遅れ？くらいで無事、搭乗。
両親の扇ぐうちわの風でグッスリ寝くさった桃太郎@サウナ待合所
飛行機の中ではお目目パッチリ御機嫌です。
福岡空港。
笑うしかない。
ソッコーでANAカウンター！！
一番乗り。振り向けば後ろには大行列。よかった。。。
今回かなり綱渡りではありますが、こういう所、色々とツイてました！！
ここまで来るともう最終便で帰る気満々。
空席待ちにしてアナウンスに気を揉むのも疲れるし…
3席取れたところで2＋1など、バラバラの席になるのも寂しかったので。
奇跡的に3席並びで取れた最終便に乗ると決め、手配してもらいました。
ということで…
急遽、博多満喫！！若干やけくそ！！笑
博多ラーメンをたらふく食べて…
何故か初の魚介とんこつに桃太郎が鬼ハマり。めっちゃモグモグ。
そして斉藤和義ファンとしては外せない「二◯加煎餅」グッズをば。
ポーチはサングラス入れになり、Tシャツは息子が今日も着ております。
福岡→羽田は定刻に出発。
スーツ姿でお疲れモードのビジネスマンの皆様に囲まれて、
ラッシュガード夫婦とシーサー帽の子どもは明らかに浮いておりましたとさ…。
日付が変わる頃、帰宅。
終始ニコニコの息子に救われました。
3人秒殺で夢の世界へ引きずり込まれ、泥のように眠ったのは言うまでもありません。。。
〜完〜
長文お付き合い、誠にありがとうございました。
翌日から怒濤の仕事が待っていたわけですが、
台風直撃を考え2日間の余裕を持たせた旅程を組んでいたことが幸いしました。
まぁ、丸2日飛行機が飛ばないとは思わなかったけど。。。(´∀｀；)
宮古島の方々も「1日目は飛ぶと思っていた」と仰っていて、
類を見ない大型台風であったことが伺えます。
＜＜沖縄旅行の心得@台風時期編＞＞
・旅行日程は後ろ2日間のバッファを。
・節電にそなえ、涼を取れる簡易ファンや扇子を持参。
・危険な場所には近づかず、ホテルや地元の方の指示に従う。
勉強になりました。
そして今回も最倖の宮古島旅行でした。
次はいつ行けるかなぁ〜〜〜(*´艸｀*)
ちなみに今朝も息子は
「今日はどこ行くの？宮古島？まぁ先生に会いに行くの？」
と。。。( ；∀；)
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