ナマステ!

 

インド・ブッダガヤ・スジャータ村にある政府認定学校、プレマメッタスクールでは現在67名の児童に無料で教育、食事などを提供しています。

昨日は知識と芸能の女神、サラスワティ(サラスヴァティ)女神さまに学問成就をお祈りする日でした。

*ヒンドゥー教のこの女神さまは仏教で弁財天となりました。

プレマメッタスクールでは毎年学校にサラスワティ寺院の司祭さまをお呼びしてお祈りの儀式「プージャ」をしています。

今年も昨年同様ロックダウンにより学校は閉鎖されていますが、子どもたちと一緒にこの儀式を執り行うことができました。

数日前から学校の中を大掃除し、プージャの前日に偶像が届くのでその日は校舎前の道にも、校舎内も飾りつけをし、女神さまを迎える準備をしました。

 

竹を切って地面に挿すところから全部手作りです。

つるつるの竹を上手に昇っていくのに感心します。

 

夕方、子どもたちが村の職人さんから偶像を引き取り、リアカーで運んできてくれました。

 

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学校まで数キロありますが、その間ずっと「サラスワティ マタジ ジャイ!」

とサラスワティ女神さまを讃えるマントラを唱えながら歩いてきます。

 

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翌日(お祭り当日の昨日)は早朝からまた子どもたちがお手伝いに来てくれました。
100人分のお供え物を用意したり、お祈りの儀式に必要な準備をしたりと忙しかったです。
 
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お供え物は神様の好きな「甘い物」で果物やインドの伝統的なお菓子を捧げます。

人参、サツマイモ、みかん、バナナ、リンゴ、プラム等。

人参やサツマイモ、キュウリもお供ものとして適しているそうです。

 

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ガネーシャ神の好物としても有名なラドゥ。

 

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それぞれを容器にいれ、生徒以外の近所の子たちにもお裾分けします。
 

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プージャの時間になり女神さまを覆っていた布が外されご対面。
 

 

今年もインパクトの強い美しいサラスワティ女神さまと乗り物の白鳥さん。






 

 



少し、目が血走っているような爆  笑
 
インドの神様はいつもカラフルなのです。
 
そして狭い教室にぎゅっと集まりプージャが始まりました。
右下のジャージ姿の方がサラスワティ寺院を管理している司祭さまです 笑
 

 

インドのヒンドゥー教の司祭さまは常に白いドーティやクルタを着ている、オレンジ色の僧衣を纏っていると思ったら大間違いです!

彼はいつもジャージで儀式を行いますしお寺にもジャージ姿でおります。。。

もちろん清潔な服であるとは思いますが、何を着るかなんて自由なのですね!

室内は煙で目が痛く息苦しかったのですが 苦笑

子どもたちは真摯に祈っていました。

 

 





今年のプージャも日本の方からのご寄付により行うことができました。

本当にありがとうございます。

そしてこの吉兆な日に、私たちのゲストハウスに新しい宿泊者様がお越しくださり、一緒にお祈りしてくれたことに感謝します。

 

 

世界中の子どもたちが安全に安心して学べる環境を私たち大人が守れますように。

 

 

 

 Saraswati Mata Ji Jai!