昨日10日、朝5時にセーナ村ヨガアシュラムゲストハウスのお客様を送迎し、8時からヨガクラスをして、その後は、お客様の朝食準備、おしゃべり、プレマメッタスクールの案内などなど…いつものように過ごし、インドの家族、学校の児童、お客様にまで!見送ってもらいスージャータ村(ゲストハウス)を出発。

これまたいつものように、旅立つ時は何かあるのですが😅ブッダガヤ市内でちょっとしたアクシデントに遭遇。
早めに出発してるから多少のロスは平気と気を沈め、揉め事が収まるのをしばし傍観。

ガヤ空港につくと、ちょうどベトナムかミャンマーのフライト時間と重なるようで、団体様でものすごい行列
荷物も一人何個お持ちですか?というほどみなさんお持ちで、チェックインできるまで1時間。後ろに並んでいた中国の男性は空港職員にお札を握らせ横入りをして早くチェックインしてもらうという技を使い、(これまたすごい荷物の数でした)小さなガヤ空港はどうみてもパンク状態。
ようやくチェックインができ、ガヤからバンコク経由で東京に帰るフライトなので、出国手続きカウンターに行くとこちらは一つのカウンターに1人の職員が座り、その周りに3人の同僚と思われる男性が集まり団欒中。
私のパスポートをペラペラめくりながら雑談は弾み、大爆笑しているおじさんたち。
3分くらいパスポートをペラペラめくったり開いたり閉じたりした後に、私のパスポートを右側にいた男性がとり、VISAのページを開いてカウンターの男性に戻しました。
どうらやVISAが見つけられなかった模様😅
雑談に夢中すぎなのでは?と呆れていたのと、何分待たされるのかなぁとぼんやり考え頬杖をしていたら、カウンターのおじさんに「ここにきて」と呼ばれたので行くと、パソコンのディスプレイを見せながら「ほら、これ見てみなさい。」と言うので見てみると出国手続きの画面に頬杖をつき目を閉じた私の顔写真がありました。
おじさんは「こんなにビューティフルな写真になってるぞ」と笑って言ってきましたが、私は笑えず。「あなたがずっとおしゃべりばかりして、なかなか処理してくれないから疲れたの」
と無表情で答えるとおじさんは「オーケーオーケー」と言っておしゃべりを止めて、写真を撮り直し出国手続きをしてくれました。
その時、私の後ろのカウンターで出国手続きをしていた主人が「何してようが、いくらもっていようが、あなたに関係ないでしょ」と怒鳴っていて😆
これもよくあるあるなのですが、チェックインカウンターや出国手続きのカウンターでインド人である主人にインド人の職員さんたちは「日本でなにをしている」「何で日本に行く」「勤め先は?一月の給与は?」と事細かに質問をしてくるのですが、どうもそれが個人的な興味から聞かれているような気がするようです主人はすごく嫌います。
これは、主人だけでなく、私も経験があり、昨年9月に日本に帰国する時、コルカタ空港の出国カウンターで職員に「なんでインドにいるのか?」と聞かれ、「インド人と結婚したからです」と答えると、「なんでインドに住みたいのか」と質問され、「別にインドに住みたいわけではなくインドに住んでいる人と結婚したから私もインドに住んでいるだけです」と答えたらこんどは「インドで何をしたいの?」「なんでインド人と結婚したのか?」と聞かれました。
だんだん不愉快になり質問には答えずに、「あなたは、結婚したら結婚した相手と同じ家に住まないんですか?」と逆に質問をしてみたら黙り、出国印を押してパスポートを返してきました。
出入国に関することなのかもしれないけど、単なる好奇心にしか感じれないことが多々あります。

そんな事を思い出しながら、手荷物検査に進むとここにはベトナムかミャンマーの女性グループが。並んでいて人を押してくるのはインド人だけではなかった!
「黄色の線より中に入るな」と書かれているから外側で待っているのにこのグループの女性たちがグイグイ手で背中を押して前に行ってと押してくるので黄色の線を越えると、セキュリティーの人に「後ろに下がりなさい」と注意され🤣

こんな事を繰り返しようやく全てが終わって出国ロビーに。
チャイでも飲んで一休みしようと売店に行き「チャイ2つ」とオーダーしたら「ミルクコーヒーね」と返事がきたので、「ミルクコーヒーじゃなくて、チャイ2つ」と言うと、売店員二人のうちの一人が「チャイないからコーヒー」と。
「チャイないの?」と確認するともう一人の店員が「あるよ。」
頭の中で「どっちなんだよ」とつぶやきながら
「チャイあるならチャイ2つ」と再度オーダーしたらさっき「無い」と言った人が「チャイねー」と作り始めました😆

お金を払おうとお財布を出すと「チャイあるよ」と言ってくれたお店の人が「60ルピー」と。

ガヤ空港には売店が2つしかなく、チャイとコーヒーだけ売っているこのお店はよく利用するので1カップ20ルピーと知っていたのですが、値上げしたのかな?と壁に貼ってあるメニューで確認すると「20ルピー」
あ、きっとこの人は数を勘違いしてるのかなと思い「チャイ3つじゃなくて2つね」と言ったらやはり「60ルピー」とまた言うではないですか🤨
その彼の目を見て「そこに20ルピーって書いてあるよ」と言い返すと、ニコッと笑って「40ルピー」。。。
よくあることだけど、せこい。せこすぎるー。

チャイを2つ持ってムカムカしながら旦那さんの座っているところに戻り「いまこんなことがあってさっ。セコいよね」と話していた私の目に飛び込んできたものは。


Transparency
ブッダガヤの人はよくこの単語を「隠してることはない。騙してない」という意味で使います。


Against corruption.
Corruptionの意味は堕落、腐敗、贈収賄、汚職。
本当に反対する気持ちがあるのだろうか?

こんな貼紙がある小さなガヤ空港でCorruptionばかりを見た出国の昨日でした。