脳=記憶とは不思議なもので、楽しい事を思い出すと胸がドキドキ、ワクワク、心も体も軽くなる。そして辛い事を思い出すと胸がきゅう~と痛いような、しめつけられてるように苦しく感じたりし、心と体は重くなる。

想い出とは過去の事。実際に体験した事だから楽しさも苦しさもリアリティーを持っています。
その過去に体験、経験した事により未来を想定し、想い出のみならず、まだ起きぬ出来事の心配が始まります。
妄想なのに、不安に感じたり、悲しくなったり、または浮かれたり(笑)いとも簡単に私達の気分は変わります。

いつでも楽しい思いで、楽しい妄想、空想が出来ていたら幸せなのにそうはいかない。
そして人はネガティブな事を考える方が得意。

よくポジティブに!って聞くけどそれって本当のところどういう事だかよくわかっていなかった。最近、前よりは理解ができたように思う。
説明してくださいって言われたら言葉ではまだ説明できないけど・・・


それから「過ぎた過去を嘆いても、まだ起きていない未来を恐れても無意味」というのもよく聞くけれど本当にそうだろうか?
最近の私は、過去を嘆きたいなら、思う存分なげかなければと思います。

全ての出来事に意味があるはずなのだから。前に進む為にじっくりとどまり、嘆き、苦しみ、味わってみようと思う。

そのうち、気が済む時がくるだろうから。もう充分と思う時が来るかもしれないし、嘆いている自分に飽きてくるかもしれないし、もしかしたら、閃く事があるかもしれないし。

それらも一種の内観なのではないかしら?


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