リラックスするためには深呼吸をしたり、腹式呼吸をすると効果があるというのは良く聞きますね。

深呼吸や腹式呼吸をする時に、まず息を吸っていませんか?
まずは「吐く」事がとっても大切です。

「呼吸」の「呼の意味は「吐くこと」
文字通り吐いて吸ってで呼吸なのですね。

息をおなかを絞るように吐いていきます。吐ききった後は力を抜けば自然と息を吸い込むことができます。
横隔膜の主な働きは息を吸うことですので、私達は意識せずとも息は吸えるのですが、吐くことには意識を向けないと浅くなってしまうのです。
特に緊張やストレスを感じているときは意気を吐ききることができなくなり、吐ききれないということは十分に吸い込むこともできなくなってしまい呼吸が浅くなるのです。

ヨーガのクラスでも呼吸をとても大切にします。

呼吸とアーサナをあわせることにより体と心に十分な効果を得ることができると考えられています。

インド発祥のヨーガだけではなく、中国医学や東洋医学でも昔から呼吸は健康維持にとても重要だと考えられていたようです。

私達の体に流れる血も「気」で造られているといいます。
その「気」をつくるのが呼吸です。

気というのは生命に大切なエネルギーですね。エネルギー不足では元気もでません。

そんなときはまずはゆっくりと息を吐いてみましょう。

そして、心と体は繋がっているものですが日々の生活により少しづつずれてしまうことがあります。そのズレを直して再び繋げてくれるのがヨーガです。


ずれてはつなげ
ずれたはまたつなげ

その繰り返しですが、ずれてしまうのは仕方がない!戻せる術をもっていたらラッキー!!

まずは簡単に練習できる呼吸に意識を向けて気を補充していきましょう。

心と体と魂がイキイキとしていきますように。

Om Shanthi