前回の①からだいぶたってしまいましたが本日は②です。

「アーユルヴェーダの目的は長寿・元気・子孫を残す事」で「最後まで生きぬことがまず第一でチャンスがあれば子孫を残す。宇宙からいただいた命、とにかく生きれるだけしっかりと生きること」
と前回書きましたがではその目的をどのようにしたら果たせるのかを今日は書きたいと思います。

アーユルヴェーダが一番大切にしている「食事」。面白いことにヨーガの「適切な食事」とはちょっと違うのです。

肉体は何でできているかというと「食べ物」だからです。

ちょっとここで「食べる」という事を大きく捉えていきます!
人生には「幸福な人生」「不幸な人生」「有益な人生」「無益な人生」4つの定義があります。
「幸・不幸」は「個人・私」にとってのものですが「有益・無益」は社会にとって、宇宙にとって有益なのか無益なのかと考えていきます。
食べて「おいしい」と感じれば幸せですね!そこで個人の定義は満たされますがそこからその食べたものが「私」にとって「社会、宇宙」にとって有益か無益かというなんとも壮大なスケールに変わっていくのです。

「おいしい」だけでオージャス(元気エネルギー)が増えなければ有益とはいえないかもですよね?

そう考えると口に入れる食べ物について少し考えてくるようになれます。

前回食べ物が私たちの血となり骨となり元気の素になっていく工程を書きましたが本当に長い道のりで1週間もかかるんですよね。その1週間かけてようやくオージャスとなる食べ物のエッセンスが少ないとそんな感じビックリマーク

しかもオージャスはすぐに減ってしまうそうなのですあせる

減らす要因は・・・

・ 空腹
・ 肉体労働
・ 登山
・ 怒り
・ 悲しみ
・ 不安
・ 心配事

「登山」は日常生活ではそんなにする機会はないでしょうが、その他の要因はけっこう溢れていますよね?
特に「感情面」でしょうか。
ネガティブが強くなるとオージャスは減るそうです。
心配事があったら元気ではいられないですものね。
このあたりはヨーガでも同じ。「ポジティブな思考」をとても大切にします。
ポジティブでいられるような心と体を作ることが本当に大切なのですね。

オージャスが減ると実感として以下のような症状があるそうです

・ なんとなく不安、怖い
・ すごく疲れる
・ 顔色が悪く肌、髪の毛のつやがない
・ 乾燥肌
・ 精神的に弱くなる
・ 普段気にならない音がすごく嫌だったり気になる

ではオージャスを増やすには!?

・ 有益な食事
・ 休息
・ アーサナ
・ 喜び
・ 満足感
・ 感謝の気持ち


ひかる先生が教えてくれた「有益な食事」とは何かについて次回は書きたいと思ってます。

・・・なるべく間あけずに汗

毎日寒いですが「旬」のもの、冬野菜は根菜などでしょうか。白菜もいいですね。

旬を食べるときちんと体が温まるそうですよ。

私もいただくようにしますチョキ