●手島院長休診日
12/17(土)午前
非常勤医師(形成外科医)2名での診療となります。
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年始は1/5(木)より通常診療いたします。
ご不便をおかけし申し訳ありませんが、ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。
こんにちは。
もものマークのクリニック 院長てしまです
前回記事の続きです
めんどくさい<<<<骨粗鬆症なりたくない
と気持ちの天秤が大きく傾いた私。
今年6月から、かかりつけの婦人科クリニックで勧められたホルモン補充療法を開始しました。
処方されている薬は2種類。
①貼り薬の『エストラーナテープ』 と
②飲み薬『エフメノカプセル』
①は、経皮吸収型のエストロゲン(卵胞ホルモン)製剤。
2日に1回の貼り替えを継続します。
②は、プロゲステロン(黄体ホルモン)製剤。
私の場合は、毎月1日から2週間、1日1回夜に内服します。
そもそもエストロゲンだのプロゲステロンだのなんなん?
というかたには大塚製薬のこちらのサイトがわかりやすいです
更年期の諸症状は、エストロゲンの分泌低下に伴うものと考えられていて
ざっくりまとめると
加齢とともに卵巣機能が低下すると、エストロゲンの分泌もイマイチになって色々不具合が出てくるので、それを薬で補充しましょう
っていうのが、更年期症状に対するホルモン補充療法の主な目的です。
また、ホルモン補充療法は、何らかの理由で既に子宮を摘出されている場合はエストロゲンの補充のみでOKですが、私のように子宮がある場合は、エストロゲンだけ補充すると子宮体がんのリスクが高くなるのでプロゲステロンを併用する必要があるのだそうです。
エストロゲンやプロゲステロンを補充するための薬には、いろいろな種類があるようで、どれを選択するかは処方をする医師の判断によるのだと思います。
私は、とにかくこの分野についてはまったく不案内なため、自分のほうから「この薬にしてほしい」と希望をお伝えすることはしていません。
だって、ホルモン剤の違いなんて、わからんもん
従って、あくまでも
いち患者が担当医に処方してもらった薬を半年間素直につかってみての感想でしかない
ということを踏まえた上で、この後の体験談を読んでもらえるとありがたいです。
まず使用感ですが
①のエストラーナテープは、シールタイプのエストロゲン製剤。
お腹などに貼り、2日に1回貼り替えます。
主治医の先生は、メリットとして
「経皮吸収なので、作用が緩やかで、副作用が少なく、かつ血中濃度が安定しやすい」
ということを説明してくださいました。
デメリットとして挙げられたのが
「かゆくなることがある」
かゆみ……これは、あります
貼り薬によるかゆみって細かく分けると
- テープを貼ったり剥がしたりすることによる皮膚の炎症
- テープで覆われて蒸れることによるあせも
- テープの成分に対するかぶれ(アレルギー反応)
- 上の3つの合わせ技
があるのですが、私の場合は1番目のやつかなと。
夏場よりも、皮膚の乾燥する秋冬シーズンになって、より赤みや痒みが出やすくなりましたから。
対策としては、入浴後貼り替える際、剥がしたところにワセリンを塗って保湿したり、痒みが強い時はステロイドの塗り薬を塗ったりして、肌のダメージを防ぐようにしています。
その他のデメリットとしては
いつ貼り替えのタイミングだったか忘れる
という、これはもう本人のせいとしか言いようのないやつ
「今月は偶数日」
「今月は奇数日」
のように頑張って覚えておこうとはしているものの、いまだにわりと貼り替え忘れをやらかします。
そして1回忘れると偶数奇数がズレてよく分からなくなる悪循環…。
未だこの問題は乗り越えられていませんが、テープの枚数が異様に余ったり不足していたりはしないので、それなりにちゃんと交換は出来ているのだと思います、うむ。
ホントこのブログ担当医の目に触れてほしく無い…
②のエフメノカプセルは内服のプロゲステロン製剤。新しいホルモン製剤で、天然成分により近いのだそうです。
月に2週間、1日1回眠前に内服します。
副作用として説明された中で、私も実感したのは「眠気」。
私の場合は毎月1日から2週間の内服なのですが、ある時1日に飲み忘れたことに、2日の夕方に気がつき、いかんいかん!と焦って夕食前に内服してしまいました。
そうしたら、その日の夕食後にめちゃんこ眠い
何でこんなに眠いのかと考えて気が付いたのが内服薬。そういえば、眠気が出ることがあるって、書かれていたな、と。
それまでは、眠前に内服して、翌日何の支障も無かったので気がつかなったのだと思います。
やはり、指示通りの内服大事(←あの…医者ですよねアナタ??)。
私の場合は、日中の眠気に困ることはありませんが、人によっては影響あるのかもしれません。生理前の、あの眠気みたいな感じかと。
ホルモン補充療法の薬は、長いお付き合いになるもの。私はたまたま処方されている薬との相性に、今のところ問題がありませんが、不都合がある時には、主治医の先生と相談してみることをお勧めします
続きます。