どこが違うの?IPLとレーザー治療 | 文京区小石川 もものマークのクリニック 院長ブログ

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文京区春日駅最寄りの形成外科・皮膚科のクリニック。
湿潤治療、シンプルスキンケアのこと、もっと皆さんに知ってほしい♪

てしまクリニック 8月の休診案内① 8/7(土)~8/11(水) 夏季休診
8/12(木)より、通常診療に戻ります。
② 8/21(土) 院長休診
クリニックは非常勤医師2名(形成外科医)での診療となり、ピアス孔作成を含むすべての自費診療は承れません。

 

こんにちは。

もものマークのクリニック 院長てしまですニコニコ

 

今月から予約を開始した、IPL。

 

 

その治療経過を前回の記事で紹介させていただきました。

 


これで、当院ではシミ治療に対応できる主な器械として

① IPL

② Qスイッチルビーレーザー

の2種類が揃ったことになりますウインク

 

 

 

今日は、この2種類の器械の使い分けについて説明します。

 

IPLは、すでに紹介した通り、幅広い波長の光を照射することで

  • シミ・くすみなどのメラニンに由来するお悩み
  • 赤ら顔・毛細血管拡張・赤いニキビ跡などの血管に由来するお悩み
  • 小じわ・たるみなどの水分・コラーゲン減少に由来するお悩み

といった各方面に幅広く、かつマイルドに対応してくれます。

シミの治療相談で初めて受診する患者さんは

シミもくすみも赤ら顔もたるみも全部気になってどこから治療していいかわからないえーん

と迷子になっている場合も少なくありません。

 

もちろんまずは適切なスキンケア指導をし

その上で、肌の健康状態が治療に耐えうると医師が診断したのであれば

様子を見ながら数回に分けて強度をステップアップしていけて

かつ、ある程度広範囲を一度に治療可能なIPLは理にかなっていると言えましょう。

 

また、前回記事のように細かくパラパラとしたシミがメインの患者さんの場合

image

IPLであれば広い範囲に施術を行ってもテープで保護する必要がなく、痛みや色素沈着も少ないところも長所となりますニコ

 

施術後のヒリヒリ感や薄いかさぶたができてかゆい時は、軽いやけどの手当と同様、薄くワセリンを付けるのも効果的ですウインク

 

 

 

 

いっぽう、このようなタイプのシミを有する患者さんの場合は、どうでしょうか。


パラパラと細かいシミも確かにありますが

主張が強いのはクッキリハッキリした大きいシミ

 

目立つシミをまず退治することで、印象はガラッと変わります。

1週間のテープ保護や、その後の炎症性色素沈着のリスクを鑑みても

メラニン色素を効果的に除去してくれるQスイッチルビーレーザーでの治療が向いています

 

こちらの患者さんの治療経過詳細はこの記事から

下矢印

 

 

シミ治療をご希望の患者さんを前にしたとき、大切なのは一にも二にもまず『診察』。

そして、患者さんのご希望と、こちらのおススメする治療の間にちょうどよい着地点を見つけること。

 

治療の選択肢が増えたことで、より適切な提案が可能となり

患者さんのHappy Lifeの一助となれば幸いですニコニコ

 

注:IPLによるシミ・そばかすの治療は、金曜午後のみ施術可能です。施術希望の際はご注意ください。

(Qスイッチルビーレーザーによるシミ治療は、金曜午後以外も施術を行っています。)

 

 

てしまクリニック診察予約システム変更予告2021年9月より、自費診療の診察は事前日時予約制になります。
詳しくは8月下旬ごろ、クリニックHPのお知らせに掲載いたします。
受診予定の方はご確認のほどよろしくお願いいたします。

下矢印こちらの記事もご覧ください