「家のマキロンは捨てます!」に、ちょっと待った!! | 文京区小石川 もものマークのクリニック 院長ブログ

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文京区春日駅最寄りの形成外科・皮膚科のクリニック。
湿潤治療、シンプルスキンケアのこと、もっと皆さんに知ってほしい♪

 

 

こんにちは。

 

もものマークのクリニック 院長てしまですもも


 

 

育児講座に出席された皆さんの感想を、主催した保育園の方が届けてくださいました。

 

育児講座の様子はこちら→

 


 

出席者は20名ちょっと、とお聞きしたので

寄せられた感想18名分というのは

なかなか素晴らしい回収率なのではないでしょうか。

(自分が参加者のときを振り返ると.....(^^;)

 

しかも皆さん丁寧に書いてくださって、感激おねがい

 

 

すべて読ませていただいた中には

 

こんなコメントが下矢印



 

「帰りにさっそく白色ワセリンを買い、家のマ☆ロンは捨てます。」

 

 

あ!びっくり

 

しまった!!

 

お母さん、ちょっと待って!!!パー

 

そのマ☆ロン

捨てなくて

いいですよ!!

 

 

えーーーーーーーーガーン

 

だって、

 

消毒しないのが

傷の治療ではダイジだって

いってたじゃーーーん!!!!

 

という驚愕の声が聞こえてきそうですが

 

 

違うんです。

 

そのマ☆ロン

 

キズに使うんじゃ、無いんです。

 

 



実はマ☆ロン

 

治療とは別に、お役立ちな場面があるのです。

 

 

それは

 

血液のシミを取るとき

 

 

マ☆ロンには、タンパクを分解する作用があるので

 

鼻血などで衣類が汚れたときに

 

効率よく血液のタンパクを分解し、シミを落としてくれるのです。

 

 

これを教えてくれたのは、うちのクリニックの看護師。

 

それまではわたしも講演のたびに

 

ご家庭の救急箱から

捨てちゃって無問題!

 

と元気に断言していたのですが

 

ある時、キッズドクター体験のお手伝いをしてくれていた看護師が

 

「マ☆ロン、捨てなくても、意外と役に立つんですよ~。」

 

と、穏やかな笑顔とともに親御さんに説明しているのを聞いて

 

なんと!そうだったのか!!

 

と、横で聞いていたわたしは内心

目からウロコものに感心したのです。

 

 

なので


湿潤治療の話を聞いて


キズは消毒しない


乾かさない


をバッチリ理解したとしても



おうちのマ☆ロンを

親の仇のようにゴミ箱に放り込む必要は、ありませんよウインク