こんにちは。
もものマークのクリニック 院長てしまです
今日は、過去記事に少々手を加えて
スキンケアのお話を少々。
スキンケアといっても顔ではなくて
お尻の話ですけどね(笑)
突然ですが
赤ちゃん育児中の親御さん
おむつ替えのとき、おしりを綺麗にするのに、何を使っていらっしゃいますか？
多くのかたはここで
おしりふき
と答えるのではないかと。
でも
赤ちゃんのおなかの調子がいまいちで
おむつ替えが頻繁になり
だんだんだんだん
赤ーく荒れてくると
お尻を拭くたび
痛そうに泣くようになること
ありませんか？
実は
お尻ふきには、汚れを浮かして水と交わらせ、用意にふき取ることができるよう
界面活性剤が含まれています。
他にも、殺菌成分もろもろも。
これらの成分は、バリア機能の保たれた正常なお肌なら
そこまでの刺激にならないけれど
頻回の下痢などでお尻がただれてしまうと
強い刺激となって、痛みを生じます
ただれた皮膚は「傷」の状態なので
ふき取りの摩擦ですら痛むのは無理もありません。
こんなかわいそうな状態のお尻でも
汚れたらやっぱり綺麗にしなきゃいけない。
じゃあ、どうするの？？
って、困っちゃいますよね、親御さんは。
ただれて痛そうなお尻は
炎症を抑え、傷を保護する軟膏をこまめに塗ることで
ある程度、改善します。
それと同時に
お尻の傷をさらに深くするような行為を極力控える
のがダイジです。
まだそれほど体重の重くない赤ちゃんなら
ぬるま湯を張った洗面器にお尻をちゃぷちゃぷとつけて洗う「座浴」がおススメ。
まだ離乳食も始まっていない赤ちゃんのうんちはお湯で十分落ちますから、石ケンの使用も不要。
あとはコットンやガーゼでおさえぶきしてあげればお尻スッキリ
しかししかし、すでに体格のよい赤ちゃんでこれをするのは
親御さんなかなか大変です
そんな時、私がおススメしているのは
霧吹き。
100均などで売っている霧吹きに、ぬるま湯を入れて準備。
あお向けでおむつ替えする際
これから捨てるオムツをお尻の下に敷いた状態で
斜め上から下方に向け
お尻に対して接線方向に
お湯をシュッ！シュッ！と吹きかけます。
お尻についた汚れを洗い流す感じ。
この時赤ちゃんの体勢は
両足を組み合わせて大人が片手で持ち
引っ張るというよりはコロンと転がすような感じに
お尻を浮かせた状態でキープするのがコツ。
手から赤ちゃんの足が外れると
せっかく綺麗になったお尻が汚れたオムツにダイブするという悲劇が起きるのでご注意を
あとは軽く湿らせたコットンやガーゼで
肌に残った汚れと余分な水気をやさしくふき取ったら終了。
汚れたオムツはくるくるしてポイ。
座浴に比べると、洗面器の始末もしなくてよいのでラクチンです
ちなみに、息子らが生後半年くらいまでの間、
我が家では外出時を除き、お尻ふきを使っていませんでした。
ほぼ、上で説明した霧吹き法。
こんなものまで購入しましたよ(笑)
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あったかいdeシュ！ 赤ちゃん用おしりふき洗浄器【HN1003】(ブラウン)
3,800円
Amazon |
霧吹きを温めるだけでこの値段て！
と思ったけれど、ものすごく重宝しましたわ〜。
お尻ふき代も節約できるしね
もうひとつ知っておいていただきたいことが。
便利だけれど
傷ついたお尻には不向きなお尻ふき。
実は
小さい赤ちゃんの育児で荒れがちな
ママさんパパさんの手にとって
決して優しいものでは無いのですよ
手の脂っ気、バッチリ持っていかれますからね〜
それを触る機会が、１日の間に2回や3回じゃ済まないわけで！
そりゃ、親御さんの手も荒れるってもんですよ。
でもでも、霧吹き法ならば、使うのは基本「水」。
どちらが刺激が少ないかは、一目瞭然です。
赤ちゃんのお尻だけでなく
親の手にも優しい霧吹き法
手荒れの気になる赤ちゃんのママさんパパさんは
ぜひお試しくださいね！