ハイドロコロイドによる『真の』トラブルとは?
トラブルに思われがちだけどそれは違うよ~って話はこちらハイドロコロイドでトラブった?①
それは、大きく分けると次のふたつ。
ひとつは傷に感染源を残したまま密閉することによる
感染の悪化
もうひとつは傷の周りの皮膚のトラブル
ひとつめの感染の悪化
その典型的な例は
動物に咬まれた傷に
ハイドロコロイドを貼ったら
腫れるわ痛いわエラいことになってもうた!!
という場合。
動物に咬まれた傷、
特にガブッとやられた傷では
傷の中に口の中の細菌がグッと押し込まれているはずです。
そして、傷の中には、滲み出してきた血液その他の汁が溜まってきます。
すると
細菌+栄養豊富な汁
のゴールデンコンビで
細菌は
ヒャホウ!!
ヽ(゜▽、゜)ノ
とばかりにわんさか増えます。
結果
炎症爆発
痛いのも腫れるのも増えたバイキンマンのせいです
なので
咬まれた傷や
もともと膿の出ている傷などの
細菌多めの傷は
ハイドロコロイドで密閉したらアカンのです
キズパワーパッドの取説にも書いてあるのよ~
傷の感染によるトラブルは
ヘタすると命にも関わるので
この点重々お気を付けください。
次回 シリーズ③は
ハイドロコロイドによる
傷の周りの皮膚のトラブルについて
です