◇特別休診
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◇受付人数制限日
予定なし
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◇受診時のお願い
2025年1月より、診療は手島院長一名で行っています。
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詳しくはこちらの記事をご覧ください。
ご不便をおかけし大変申し訳ありませんが、ご理解とご協力のほどよろしくお願い申しげます。
こんにちは。
もものマークのクリニック 院長てしまです![]()
2月上旬、巷で流行りの性格検査『MBTI』を受検しました。
流行りの、と書きましたが、私が初めてこの検査のことを耳にしたのは1年以上前だったように思います。
それこそ“いま流行りの!”というような枕詞で流れてきたネットの無料のやつを、軽い気持ちで受けたと記憶しています。そして
「当たっているような、ないような」
という印象で、結果もすでに忘却の彼方。
そんなMBTIに、私の関心が吸い寄せられたきっかけが、朝井リョウの小説『イン・ザ・メガチャーチ』でした。
最近本屋大賞を受賞した作品です。おめでとうございます。
この本を読んだのは年末年始休み。
登場人物の、特に若者たちがこの検査の結果をもって、まるでテストの点数のように優劣があるかのような評価をし合っている様子に
あんなネットでポチポチ入力したら簡単に出てくるようなもので、こんな分かったようなこと言われたらたまらんな![]()
と思ったのでした。
同時に、友達が以前、MBTI有資格者のファシリテーションでこの検査を“ちゃんと”受けたと書いていたことも思い出しました。
私がネットでポチポチ入力したやつも、小説の若者たちがしたり顔で語っているやつも、おそらくは“ちゃんとしてない”やつに違いありません。
それでもこれだけ流行るには理由があるのだろうし、いつか自分も受けてみたいな、と考えました。
ただ、自分は自分の性格に現在困っておらず、幸い生きづらさも感じていないので「機会があったらまあ」くらいのテンションでした。
しかし、その機会は意外と早く巡ってきました。
2月上旬の日曜日、その日は高2の息子の期末テスト直前の休日。私の予定はぽっかりと空白。夫は仕事で不在。
これはマズいパターンでした。暇な私が家にいると碌なことはありません。息子の一挙手一頭足が目について
『ああまた勉強していない
』
『ほらまたボーッとしてる
』
などと、勝手にイライラを募らせる未来が水晶玉に映りました。こういう時は、私が家から離れるに如かず。
そう考えた時
確かこの日に、件の友人が受けたのと同じ“ちゃんとした”MBTIのセッションを開催する案内があったはず!そうだ参加してみよう!!![]()
と思い立ち、速攻で参加申し込みをしました。
申し込んでから開催時間を見たら
10:00〜17:00
長くね???
いや、むしろこれは行幸とも言えます。それだけ家を不在にすることになるのだから、当初の目的は完璧に遂行されるはず。
開催日に先立ち、事前に指定されたURLで検査を受けるようにとの指示がありました。
これは、過去にネットで受けたのと同じような内容で、あれ?結局同じなの?とちょっと思いました。
そして90問超回答するのはなかなか骨が折れました。初老の集中力の限界に近かったです![]()
結果は当日のセッションを通して伝達されるということで、その日を楽しみに待つことになった。
当日、東京は朝からこの冬一番の雪。雪の影響か1人欠席で、参加者は私ともう1名の計2名。
おそらく1日限りのご相席とはいえ7時間の長丁場。相手の方にはどうぞよろしくお願いします、という気持ちでした。
プログラムは、MBTIの成り立ちからスタート。
私はこういう「はじまりの物語」を聴くのが好きなので、大変興味深く聴講しました。
すでに確立された看板を背負っているように見えるものにも、多くの場合試行錯誤の歴史があり、さらにはその看板が支持されるに至る理由が必ずあります。
MBTIも例に漏れず、明解な理論に基づいて設計された検査で、その分かりやすさ故に耳目を惹き、おそらく創設者の意志に反する形で利用されてしまっている現状なのだということを理解しました。
理論のお勉強の後で、ようやく事前テストから算出された結果が明かされました。
ちなみに、私と相方さんは、4項目中3つくらいが反対の表現型を示していた。
ファシリテーターのかたは、
「自分と異なるタイプの人が目の前にいた方が、より対話が深まりやすいんですよ。」
と語り、なんとなく嬉しそうに見えました。
結果と解説が伝えられて終了、などということにはもちろんならず、むしろここからが本番。
MBTI有資格者であるファシリテーターさんの支援のもとで
「その結果、本当のあなたの心を反映していますか?」
ということを掘り下げていくのです。
これはかなり面白い作業で、自分の指向や思考の特性にひとつひとつ説明がついてゆく感覚でした。
ちなみに私は、最初で提示された結果に納得感しかなく、みっちり掘り下げていってもやっぱりその通りに落ち着きました。
一方の相方さんは、2項目で
「ちょっと違うかも…」
となり、驚いていらっしゃるご様子でしたが、セッションでの発言を聞く限り、私には掘り下げ後のほうがご本人らしいように見えて
赤の他人だからこそフィルターがかからなかったりもするのかな?
とも思いました。
全体を通してものすごく学びの多いプログラムでしたが、一番印象的だったことを挙げるとするなら
『自分が今までコミュニケーションで大失敗した状況がものすごく的確に紐解かれた』
ということ。
なるほどあれはこうだったからああなったのね
とその時の光景をまざまざと思い出しつつ腑に落ちて、爽快ですらありました(ほとんど意味不明ですみません
)。
休憩挟んで7時間もあった割には、あっという間に終わった感覚でした。相方さんもファシリテーターさんもありがとうございました。
あまりにも充実の内容だったので、その後春休みに帰省した大学生の長男にも
自分の取説をひとつ手に入れてみないかい?
と推しまくって受けてもらいました。
こちらはタイミングが合わず、グループではなく個人で受けました。
長男は結果を受けて
「確かにそうだなと思ったし役に立つ気がする」
とだけ感想を語りましたが、本人に教えてもらった結果から察するに
言葉にしなくても彼なりに色々受け止めているのだろう。何でもかんでも言語化したがる私とは違うのだから、根掘り葉掘り聞くのはやめよう
と思えました。これもMBTI効果のひとつかもしれません。
「ちゃんとした検査を受けた」ってだけの私なので、偉そうなことを言える立場では全くないし、詳しい検査内容について語ることもできません。
ひとつだけ確信しているのは
これは、一人一人の性格を尊重するための検査である
ということ。
有名になればなるだけ、ニセモノも出まわりやすいのは世の常ですが、本来あるべき姿がひどく損なわれないように、と願います。
私が受けたのと同じ主催者さんのMBTIグループセッションは、↓こちらのサイトから申し込めます。興味のあるかたはぜひ!



