つい先日、よっくんと、ぶらり昼散歩をしていたら、
小学生(1年か2年)の女の子に。
「いいなあ、大人しくて。うちの犬は吠えるし、噛む。やだなあ」
なんて言われたんだけど。
お姉ちゃんは知っている。
ここのご家庭は小型犬二匹を飼い始めて。
1匹はよく吠えて、もう1匹はそこそこ大人しい。(噛むかどうかは知らん。)
子供ながらに、お友達に見せたいという気持ちからか。
吠えない子の方は、引きずられるように、公園まで連れて来られ、
小学生たちがおかしな格好のまま抱っこしまくる。
リードを持ったまま、全速力で走って急な方向転換。
犬は、健気にも一生懸命走るのですが。
方向転換の時は、あの小さな身体が左右にブンブン振り回されていて、呆然・・・。
犬で散々遊んだあとは、そこらへんに繋いで知らんぷり。
この様子をお家から見ていてつくづく思いました。
ああ、犬ってきっと、ああやって迷子になるんだろうなぁって。
親御さんは、知っているのだろうか。
自分の子供が、犬に対してどんなふうに接しているか。・・・ペットは物じゃないよ。
犬や猫、その他のペットを飼おうとしている方は、
これから先の、楽しい生活、ペットとの幸せな生活を思い描いていると思います。
でも、実際、家族に迎え入れてみると、うまくいかない事や思い通りにいかない事もたくさんあります。
おしっこをすれば、うんちもします。
トイレの失敗。いわゆる粗相をする事だってあるし、トイレトレーニングが思うようにうまくいかず、落ち込む事もあるでしょう。
外でしかトイレをしない子は、雨の日も、雪の日も、嵐の日も。
大切にしていた洋服や、バッグ、室内の家具などを噛んだりボロボロにしてしまう事だってあります。
家族旅行や、外泊、一人暮らしの方は夜遊びなど。
なかなか外に出ることも出来なくなるかもしれません。
吠える声に悩んだり、苦手なものに対して極度に反応をしたり、
その都度、飼い主としては苦労する事も多いでしょう。
成長していく過程で大きな病気や怪我をしたら、それだけの出費をすることもあります。
1頭ならまだしも、多頭飼いをするならば、かかるお金もその倍以上。
労力、そして体力も使います。
家族に迎え入れられたペットたちは。
小さな子供がいるご家庭ならば、子供の成長を見守ってくれる存在になるでしょうし、
時には、子供にとって良き話し相手になってくれることでしょう。
若い頃は元気に走り回り、遊びに夢中だった。
そんなペットも、歳を取れば。
身体は衰え、目も見えなくなり、介護が必要になる可能性もあります。
それにくわえ、トイレも思うようにうまくいかなくなり、それは私たち飼い主にとって大きな負担となり、のしかかってくるかもしれません。
いつまでも一緒にいたい。
そう思っていても、待っているのは最愛のペットとの辛く悲しい別れです。
でも、それ以上に、私達家族に楽しかった事嬉しかった事、たくさんの幸せを与えてくれるでしょう。
犬(ペット)を飼う、という事は、
その命を最後まで預かるということ。
命ある動物を飼うというのは、その生涯を終えるまで私たち飼い主(人間が)責任を持たなければいけないのです。
それだけの覚悟がないのならば、飼わないでいただきたい。
病気になったから、旅行に行くから、歳を取ったから、安易な理由で投げ出され、捨てられたペットはどうなるのでしょう。
特に、病気のペットや老いたペットは、
信じていた家族に捨てられたら、その先何を信じ、何を支えに、誰を頼って生きていけばいいのでしょうか。
誰がそばにいる訳でもなく、家族に捨てられ、
人知れずひっそりと亡くなっていくペット達はこの世の中にどれだけいるでしょうか。
ペットを飼い、命を預かる、という事は。
嬉しい事や楽しい事、たくさんの喜びを感じる事が出来るのはもちろん。
大変な事、辛い事も全て、私達飼い主が引き受けなければいけないのです。
「ペットを飼う」
捨てなければいいっていう話でもなく。
散歩にも行かず、餌もたいして与えずに庭に繋ぎっぱなしとか。
こういうのもまったくもって許せません。
あなたはお腹が減ってもご飯をもらえない毎日に耐えられるのか、ってことだよ。
病気の治療もせず、毎日下痢だったら、どんな気持ちだよ、ってことね。
命を粗末にするような人は、地獄に落ちると思っています。けっこう本気で。
いや、むしろ地獄に落ちろって思ってます。
うわっ、珍しく真面目な話をしてしまったよ。
今日はお休みです。
よっくんをシャンプーしようか悩んでますが、結局しない。に落ち着きそうです(笑)
おまけ↓
鼻水が一向に良くならないので。
今朝、コルゲンコーワか、エスタックか迷って、エスタック飲んだら。
すこぶる快調!
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ではまた。