強者の戦略と弱者の戦略 【ネイルサロン勤務経験者が陥るワナ】 | 「ネイルサロンのお客さまを増やし売上を上げ自由な人生を手に入れる方法」
● 強者の戦略と弱者の戦略 【ネイルサロン勤務経験者が陥るワナ】

こんにちは 門馬です

経営には、「強者の戦略と弱者の戦略」というものがあります。

これは、「ランチェスターの法則」と呼ばれるものを、経営学に当てはめたものです。

わかりやすく言えば

強者とは、「セブンイレブン」や「イオン」のような、市場シェアが1位のような大きなお店、組織のことです。

弱者とは、「町の小さな酒屋さん」や「個人経営の八百屋さん」のようなお店です。

ネイルサロンでいえば

強者とは、例えば、「ネイルクイックさん」のような全国展開されているサロンさんや「エリコネイルさん」のような有名なネイルサロンさん

弱者とは、自宅サロン、プライベートサロンなどで1人~3人でやっているようなサロンさん

ここで、大きなネイルサロンさんに勤務経験のあるネイリストさんが、犯してしまう、大きな間違いがあります。

それが、今回のテーマ「強者の戦略と弱者の戦略の違い」です。

つまり、大きなサロンが行う、経営戦略を、個人サロンで同じようにやってしまうと、どうなるか?

ということです。

大抵、結果が出ません。しかも、損失が大きいです。

弱者が、強者の戦略を真似しても、効果があるどころか・・・大きな損失になります。

大手と同じ事をしては、負けるのです。

同じ土俵の上に上がっては、勝ち目はありません。

よく、見受けられるのは、チラシやカード類です。

ブランド力のあるサロンや、知名力のあるお店なら、サロンやお店のロゴだけで、

お客様に信頼や安心感を伝えることが出来ます。

ブランディングやCI コーポレート・アイデンティティ(Corporate Identity)と呼ばれています。

セブンイレブンのマークやイオンのロゴですね。

小さなサロンでも、ロゴマークを作ったり、CIを作ったりしているサロンさんもありますが、

(辛口ですよ)

小さなサロンさんのそのような戦略は、ほとんど、集客や売上げ、サロンも知名度UPには、全くつながっていません。

ほとんど、オーナーの自己満足です


お金をかけたり、こだわって作ったロゴマークですが・・・

そんな事にお金をかけるのは、強者の戦略です。

弱者は、そんな事にお金をかけたり、そんな事にこだわっているより、もっと大切な事があります。

強者は、組織力ですから、個人を見せる必要はありません。

サロンの名前が信頼になります。

しかし、弱者はどうでしょうか?

信頼は、その人、オーナーそのもの、スタッフさんそのものです。

大手は、顔を出す必要はありません。サロンの名前だけで信頼がありますが、

小さなサロンは、その人が信頼ですから、顔を出して、お客様に信頼をアピールする必要があるのです。

例えば

・ネイルサロン リッカ

・渡部 絵理子

小さなサロンだったら、圧倒的に、わたべさん、えり子さんが信頼の対象になるのです。

ここをしっかりやっているので、毎月ブログから新規のお客様が5~10名コンスタントに集客できているわけです。



大手のサロンは、個人には依存する必要がありませんから、サロン名で、信頼を取れますが、

小さなサロン、無名のサロン名だけでは、お客様の信頼を頂くのは、ほぼ無理です。

ですから、

弱者のサロンさんは、個人の名前と顔を出して、信頼を得る必要があります。

お洒落なロゴ入りのショップカードより、オーナーネイリストの笑顔の画像が、小さなネイルサロンには、必要なのです。効果的なのです。


上野毛 二子玉川 ネイルサロン 済藤友香さん

ですから、小さいサロンさんは、

「ネイリストさんの顔を見せて下さいね」とお伝えしているわけです。

以前大きなサロンで働いていたネイリストさんの場合、陥りやすいのは、この部分ですから、ご注意下さい。

独立して、弱者になって、サロンをオープンする際、強者の戦略をそのまま真似ると、失敗します。

逆に、強者になりたいなら、いつまでも弱者の戦略を続けていても、結果が出ません。

徐々に、戦略を変えていく必要があります。

どちらにせよ、

自分のサロンが、どのようなポジションなのか?

まずは、ここを明確にする必要があります。

自分のポジションを明確にしたうえで、効果的な戦略、方法、計画を立てていく必要があります。

行き当たりばったりじゃ・・・・勝てませんから。

しっかりとした、計画と準備が必要です。



※ 早速、ブログ記事を見たメンバーさんからメッセージが飛び込んできました。

先程先生のブログを拝見させて頂きました。

まさに私がやっていた勘違いです。

自宅サロンでもなるべくおしゃれに見せた方がいい気がして、

肝心のどんな人がやってくれるかよりも、カードやロゴにこだわりすぎていて、とんだ勘違いをしてました。

大型店と、小さなサロンの違い、良く分かりました。

これも先生に言っていただけなければ、いつまでも間違ったことを繰り返してましたね。

ありがとうございます。


こちらこそ、メッセージありがとうございます。

こうして、ネイルコンサルとブログ記事は、連動しています。

しっかり、読んでくださって、気付いてくださっています。

結果を出されるメンバーさん、欲しい成果を手にされるメンバーさんは、こういう素直な方です。

メンバーさんも、真剣にブログ記事読んで、参考にしてくださいね(笑)

ネイルサロンの売上を上げるための基本について、こちらでもわかりやすくお伝えしています。