1年前の今頃、約2年ぶりに、家族以外の人間と夕食を共にした。
仕事で、妊婦さんや生まれて間もない赤ちゃんのお家に上がらせていただく身として、感染症対策を徹底して、絶対に守っていたルール。
行くかどうかギリギリまで悩んだ。けど、二度と会えなくなるかも知れないし、今しかないと思った。
「この人のためなら、万が一感染しても死ぬ覚悟がある」と思える人とじゃないと、行動には移せない。
お相手は、約10年前に東南アジアで一緒に学校を建て、現地駐在に誘ってくれた、笑顔も涙も人生を分かち合える女性。
もう、この機会を逃したら(地理的な問題で)そう簡単には会えなくなってしまうと分かっていた。
この10年で、貴女が何百人の子供達に教育を受ける機会や就業の選択肢を手渡してきたかをずっと見てきました。
彼女の団体は、物品寄付の支援はしない。
古着や文房具を寄付するのは簡単だけど、それはしない。
魚のとり方を教える人
甘やかさない愛を与える人
物は無くなってしまうけど、教養は誰も盗めない。
歩みを止めず、手足を動かし、世界へ呼びかける姿、こんなにも有言実行し続けられる方には出会ったことがありませんでした。
誰かを愛することを教えてくれて、ありがとう
無償の愛を見せてくれて、ありがとう
大切なことを教えてくれて、ありがとう。
いつも人生の節目節目で出会えて良かったと思わせてくれる人。
これまでも、これからも、人生に携わらせてくれて、ありがとう。
また、これからも沢山お祝いさせてください。
会うのが難しい距離だけど、たまに近況も聞けたら嬉しいな。
【 NPO法人 はちどりプロジェクト】
2012年、内戦で学校が燃やされたカンボジアの村に小学校を建設、産業を興し雇用を生み出すために現地に工房を設立
2022年春から現地産のフェアトレード米油と精油を使った石けん作りを室蘭で開始
オリジナルグッズの利益は現地従業員のお給料に繋がります
就労支援・教育支援活動のために大切に使わせて頂きます
https://www.hachidori-pj.com