大学生時代、朝5時まではバーテンダーとして働いて、始発の山手線の中で仮眠を取って、朝8時から夕方までみっちり研究+教職や学芸員課程の講義に出席していた
 
お客様の中には時折「どうして君はこんな時間に働いているの?」と酒の肴に身の上話を聞いてくださる方がいて、朝まで語り明かした事も
 
「学費を自弁で大学を出る約束を親と交わしているので
今頂いたお金は、EUと日本の大学をダブルディグリーで卒業する資金にします
数年後はスイスの大学院に渡り、永住権を獲得したいと思っています」と淀みなく語ること100回以上
 
纏まったお金をプールして奨学金を一括返済できたのは、半分は給費奨学金のおかげ
 
あとは文字通りお客様に食べさせていただいて、なんとか大学を卒業できた。
 
私は東京と言う街の人情と懐の深さで大学を出る事ができた(始発までバイト先に居たので寮も家も必要なかった)
 
けど、同じことにチャレンジしようとする子がいたら「応援するけど血を吐く生活よ」と説得を試みると思う。
 
話は変わって、私の恩人は、
釧路の大学に進学して国語の先生になりたかった人
 
でも、お金が無いから進学は諦めてと親に言われ、観光業に就いた
 
大学院を諦め、ホテルマンへの道を歩んだ私とすこしだけ似ていた
 
そんな2人がカンボジアの小学校建設で出会っていろんな話をした。
 
 
勉強をしたくても進学できない子
 
学校に通いたくても片道3時間で、とても子供の足では通えない村の子
 
読み書きができず
正統な契約書も交わせず
人身売買に近い出稼ぎに駆り出されてしまう子供たち
 
「せめてこの子が最後まで小学校に通えていたら…」と悔しくなる場面もあった
 
 
小学校建設ボランティア→現地駐在スタッフ
と、毎年のように現地に赴き
 
帰国してからもサロンの売上の中から毎月寄付を続けた
 
サロンことらの会員様は、私がどこで何をしてどんな活動をしてきた人間なのかをよくご存知の方ばかりなので、強制的に一緒に夢を見ていただいていたのだけど
 
現地での活動を経て
奨学金の足長おじさんを
やってみたいなと思っています
 
もしもこの投稿で興味を持って下さった方は、ぜひご連絡ください
 
もしも皆に夢があったら
境遇を選べないから諦めるんじゃなく
どんな手を使ってでも、人生を自分の手で選択してほしい
 
私も沢山のお客様に、出世払いと言う名の奨学金を与えていただいたから、成功や幸せを掴めたら、次の世代に盛大にお返ししたいの
 
世界は愛で回ってる。
 
 


 

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