インターネットの海を徘徊中
「コップを持ち上げようとした瞬間、何故か底がすぱっと切れていた」
という記事を読んで
そばに居た妹に
「お酒のビンの底ってよく穴が空くよね?」と聞いたら
「そんなこと今まで一回もないよ」と返され
びっくり。
バーテンダー時代、大理石のテーブルにお酒の瓶を置いた瞬間、
底の縁の部分に小指で突き刺したくらいの丸い穴が空いて
残量1~2cmのお酒が勢いよく吹き出てきた。
料亭勤めをしていたから、食器の上げ下げには細心の注意を払っていたし
勢いよくビンを叩きつけるようなことは絶対にありえないのだけど、
それでも、穴は空いた。
テーブルの上に何の障害物もないのにだ。
私がそのビンを手にする前は、同僚が普通にお酒を作っていたから、
保管や運搬中に傷を作ったビンが、テーブルでいきなり亀裂を生じたということもないはず。
おおいにうろたえる私に、お客様は
「よくあることだから、気にしなくていいよ」となぐさめて下さり、
他のお席の方々も何も言わなかったから、よくあることだと思っていた。
けど、よく考えたらそんなことって自分の一件しかない。
ほんの数年前のお話。
以前、長年愛用した食洗機が壊れた時に
「ありがとう、お疲れ様」と言って撫でなでしたら
奇跡的になおった、と言う話をブログに書いた記憶があるのだけど
施術にも、この不思議な手の力は遺憾なくパワーを発揮してくれています。
奇跡の手、いつもありがとう。