皆さんは「フェアリーストーン」をご存知でしょうか？
私は先日まで全く知りませんでした
話を聞き、実際に見てみると想像以上にユニークな形をしていて、今回ブログで紹介することにしました！
カナダ・ケベック州にあるアリカーナ川から採れる石で、ネイティブアメリカンはこの石を特別な石として何百年も前から「フェアリーストーン」と呼び、お守りやささげものにしていたそうです。
アリカーナ川はカナダで2番目に長い川で、現地のネイティブアメリカンの言語アルゴンキン語で「ビスケットの川」という意味です。
川岸で「フェアリーストーン」を見つけ、その形がビスケットに似ていたことから「ビスケットの川」という川の名前になりました。
最初に「フェアリーストーン」を見たときには、加工して「フェアリーストーン」と名前をつけて売っているものだと思ってしまいました
ところが、なんとこのままの形で採れるそうです
最大の疑問は何故このような形になるのかなのですが、ネットで検索しても詳しい情報がありませんでした
そこで思い切ってフェアリーストーンを販売している
greenfloatさんに
メールで問合せをしてみました！すると凄く詳しい情報が！
✩ フェアリーストーン形成の謎はバクテリアにあった！ ✩
「カナダ ケペック州 アビティビテミスカンマグ地域に特有のフェアリーストーンは、
少し平たく片面がなめらかで、もう片面が円心円状の模様の中にたくさんの線上のものが付いている形状が一般的です。
線上のものは、トクサ類や藻類などの植物の繊維です。
トクサの茎に沿って円心円状に形成されたと推測され、
大きな標本はいくつかの個体がくっついて出来たと思われます。
バクテリアの活動がバリエーション豊かなカタチを生み出すのです。
ゲル状のバクテリアが繁茂する浅い沼地が、フェアリーストーンを生み出す下地となります。
フェアリーストーンにはたくさんのケイ酸分が含まれており。
トクサ類もケイ酸分を豊富に含む植物です。
バクテリアはケイ酸分を消化できないためそれをしりぞけます。
沼地には炭酸カルシウムの成分が豊富なため、炭酸カルシウムがバクテリアをしりぞけた
ケイ酸分やその他のものを固めて、フェアリーストーンが生み出されるのです。
年輪のような輪一つ一つは成長の期間を示しており、
乾燥や寒さで成長が妨げられたしるしとなっています。」
非常に詳しいご説明ありがとうございます！
また、画像の使用許可も頂きました
あの不思議な形はバクテリアが大きく関わっていたのですね！
現地のネイティブアメリカンは恋人に最も形が美しい「フェアリーストーン」を
プレゼントしたといわれています。石の名前もそうですが、とても
ロマンティックな感じがしますね。現在では川や湖が干上がる数ヶ月間しか採掘出来ない貴重な石のようなのですが、ヒーリングストーンとして人気が高まり、日本でも購入できるようになりました。
ヒーリングの効果とかはわかりませんが、見ているだけで精神的に癒されるような気がしてきます。
気持ちが疲れた時は「フェアリーストーン」で癒されてみてはいかがでしょうか？
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