残念ながら 僕にとって、医者は "商売人" でしかありません。
いや、本来はそうではないんですよ。でも近年、特に 大学病院を出てきたような医者には 哲学・倫理 すらありません。
そもそも 病院 の薬があまりにも高価だった昔は、何とかしてカラダを良くしようといろんなことをしていました。山奥の寺や神社に行って祈ってみたり、支那から伝わる効能を信じて 木の根や草 を食べてみたり…。
そして 温泉 もその1つでしょう。
温泉 とは「カラダに ある程度の毒物 を付着し反応させて、自己回復力を促進させる入浴」って感じでしょうか。
つまり、炭酸・硫化水素・塩化ナトリウム…などを肌に付着させることによって、「大変だ! 変なものが入ってくる! カラダの外に出さないとっ!!!」 っていう反応を利用しているものです。発熱をして汗が出て代謝も良くなります。成分によっては美肌効果・鎮痛効果 などもあるでしょう。
ですから、温泉 は 家の風呂 とは入浴の仕方も異なります。
(家の風呂:お湯の温度によってカラダを温める)
そう言えば、みなさんは 温泉 をどのように利用していますか?
さて、題名に「 温泉 は "東洋の 病院 "」と書きました。
… 病院 ですから、
・酒を飲んではドンチャン騒ぎ
・同僚をイビる
・「サービスが悪い!」と怒鳴る
・自分の家族の文句を言い合う
など、野生を開放する 目的の施設ではありません!(笑)
そして「温泉=病院」「私=患者」ですから、そもそも 温泉 にやって来ること自体 情けない話なんです。普段からの生活がズタズタだからこそ、自分のカラダを良くするためにある 温泉 施設ですから、有効に使いたいものですよね…。
(金も払っているわけだし…。笑)
とにもかくにも、他人に頼らないとイケない場合こそ、感謝して利用するのが "礼儀" ってものです。
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ところで、 温泉 を有効利用するためにはどうすればイイでしょうか?
ここで、僕の利用法をご紹介したいと思います…♪
【鉄則】
・何か行動した後は30分間休む
・温泉成分は "毒物" と考える
・「普段での生活の延長」とは考えない
・カラダが良くなったら、普段の生活で維持させる
【僕の場合の例】( =行動 =休憩 …交互に!)
チェックイン(16:00)
16:00~A休憩(30分)
テーブル上のお茶菓子を堪能、荷物整理
16:30~Bカラダ洗浄
(風呂場でシャワーのみ)
17:00~C休憩(30分)
部屋で裸になってカラダを乾燥
17:30~Dホテル内探検
(非常口確認・お土産物屋散策など)
18:00~E休憩(30分)
テレビでも観る・マッサージを予約しておく
18:30~F夕食
(夜なので軽めに。酒は飲まない!)
※ 酒を飲んだらJへ…。
19:00~G休憩(30分)
(テレビでも観る)
19:30~H入浴
(入浴は1~2分程度)
※ 肌が弱い人は、シャワー湯で薄めて、
浸したタオルでヒタヒタする
20:00~Iマッサージを受ける
20:30~J就寝
※ H→I→J は“黄金律”!
↓ 9時間も寝れる♪
(睡眠サイクルは "1時間30分" )
05:30~K朝日を浴びる・軽く散歩
06:00~L休憩(30分)
(テレビでも観る)
06:30~M入浴
(サウナで筋肉を動かす・入浴は1~2分程度)
07:00~N休憩(30分)…部屋で裸になってカラダを乾燥
07:30~O朝食
(タンパク質中心にきちんと食べる)
08:00~P休憩(30分)
(テレビでも観る)
08:30~Qチェックアウトの支度
09:00~R休憩(30分)
(テレビでも観る)
↓
チェックアウト(09:30以降)
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皆さんいかがでしょうか?
症状の違いによって温泉成分(温泉地)を選べばイイし、酒を飲まなければ、少なくとも3回はお風呂場へ行けます。ゆっくり寝ることができるし、早寝早起きして、宿泊後はとっても充実した1日になります。
「 =行動」と「 =休憩」を交互に取ることによって、カラダにも無理が少なく、上記のように予定が決まっていると焦る必要もなくなります。
え~っ、こんなんじゃ全然楽しめな~~いっ!!
存分に楽しみたかったら 街 に行けば楽しいことがいっぱいあるし、酒を飲みたかったら近所の 飲み屋 で飲めばイイ。カラオケしたかったら街に カラオケ屋 があるんだし、旬なものを食べたかったら地元の 食堂 にでも行けばイイのではないでしょうか?
・・・ちなみに、
大自然と、古き良き建物と、和洋折衷の美味しい料理と、芸術品に囲まれながら、カラダを良くするためを目的に1泊できるなんて、天下を獲った 徳川家康 でも経験できなかったことです!
それが 交通費を合わせて 約3万円 で経験できるなんて 僕には 幸せ ですね…。
同時に、この気分を大切に、これから日々頑張るわけです!!