海外移住したもののこんなはずじゃなかった悲しみの涙を減らしたいというお節介でこの記事を書いています。「マレーシア教育移住の落とし穴」シリーズの続き、インターナショナルスクールの授業料とその理由でございます。
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前回は食材、家賃などのマレーシアの2023年時点での最新物価。
医療費、交通手段(費)、移動手段交通手段(費)、移動手段の記事もあります。
よかったら、参考にしてもらえると嬉しいです。
マレーシア教育移住/母子(父子)留学の落とし穴 生活編④物価 2023年9月時点での物価。本当に安いのか。#最低賃金 #物価上昇 #物価高騰 #海外移住#留学
— とりあえず笑おう (@mominikoneko) September 1, 2023
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マレーシアのインタナショナルスクールの授業料
*RM=ringgit malaysia RM1=31円(2,023年9月1日)
ここ4,5年で雨後の竹の子のように数が増えているインターナショナルスクール、
授業料では6つの段階に分けられています。
Tier1が一番高く、下に行くほど安くなります。このリストはYear6(6年生)を基準にしています。
わたくしmomi nikonekoの子供たちの通う学校は、Tier4
日本円で1年間の授業料がYear6で100万円。
授業料のみの値段です。入学金は含まれていません。
それにプラスで課外活動費、
教科書代、教材費、制服代、給食/お弁当代、
工作で使う材料代などの雑費、交通費など
学年が上がることに授業料が高くなります。
学校によっては兄弟割あり。
新設校や生徒数の確保が難しい学校は入学時の学年の学費を数年間適用する学校もあります。
ご興味のある方はコメントやメッセージでご連絡ください
ここが落とし穴
幼稚園や低学年では学費はさほど高額じゃない。
学校によっては毎年、ほとんどの学校で3,4年ごとに学費が値上げがある。
値上げがなくても〇〇費をいきなり請求されたりする。
実際に学費がネックになりローカルの同級生たちで高学年やセカンダリー(中学)進級時に学費が安いほうの学校に転校していく生徒たちが毎年一定数います。
ホームスクールにするご家庭もあります。
学費が高い学校と安い学校の違い
まず、一番大きいのは英語ネイティブの教員数の違いです。
Teir4のうちの学校では小学部の先生方は校長以外は全員マレーシア人です。
生徒数1000人ほどですが、英語圏で大学や大学院を卒業した先生は校長ともう1人しかいません。
先生方はそれぞれの訛りのある英語で、文法も完璧ではないこともあります。
セカンダリー(Year7~Year11:年齢では日本の小6~高2)でも校長、教頭と教科2名です。
お友達のお子さんたちが通うTier1の学校は教員全員、受付もイギリス人です。
Tier5,6になると全員マレーシアで教育を受けたマレーシア人教師、校長のみ非英語圏の白人という場合がほとんどです。
マレーシア人の先生方が悪いということではありません。インター校と言っても様々です。
一言にインターナショナルスクールといっても、カリキュラムは英国式で学校のシステムは中華系やマレーシア寄りということもあります。
他の違いは、学校の設備やテスト、課外活動、IGCSEの選択科目の種類の数です。
選択したい科目ない、例えば、ICT(IT)を選択したいのに無い、アート(美術)、ミュージックがない、化学、物理、生物と専門教師がいなく、科学の教員が一人で全科目教え、試験対策のために塾や家庭教師を探さなきゃいけないなどです。
また、Tier6よりも授業料の安い学校には試験提供元と契約がないためにIGCSEを他校で受験するという学校もあります。
それから、生徒の国籍やバックグラウンドの違いです。
Tier1やTier2の学校は英語圏、様々な国からの駐在員の子が多く、
それ以下だとマレーシア人やアジア圏からの教育移住が多いです。
私の子供たちの学校は98%がマレーシア人です。中華系とインド系が多いですね。
残りは欧米の駐在員の子は学校全体で1,2名、その他の国からの駐在員子弟が数人、
中国、韓国、日本からの教育移住です。
先生もマレーシア人、クラスメイトも非英語圏ですが、うちは英語は使えることを重視、訛りは仕方ないのスタンスですし、これ以上の学費の学校は進学を考慮すると
通えません
言わずもがなですが、マレーシアは英語圏ではありません。
この環境で家では日本語、週末は日本人のお友達や家族と過ごすの繰り返しで
英語力があがるでしょうか
安い(私もですが)学校に通う場合で英語力を付けたいなら、英語環境を整えましょう
小さいお子さんで英語を聞く耳を育てたい、英語力よりも異文化で生活する経験を重視で英語力はおまけというご家庭もあるでしょう。
それぞれのご家庭で目的が違うと思います。→目標、ゴール、進学先
→日本語、国語学習をどの程度するか
なんだかんだ言って、うちも家では日本語ですし、日本人のお友達もいます。
適度に息抜きをしつつ、なるべく家の外では英語環境を保つ、日本語以外になるように心がけています。
英語力をつけたい、異文化にどっぷり浸かりたいなら、日本人が少ない、
学年に日本人がいない学校(後で増える可能性あり)、入学前に体験入学(2,3日程度、無料)をおススメします
入学前に英語力のテストや面接があっても、合格、不合格はまずありません。
学力で退学もないですし、学校はたくさんあります。
納得いかないなら、子供が学校が辛すぎるのが続くなら転校もできます。
まずは学校と先生方に相談。
インターナショナルスクールは休みが多いです
祝日も多いマレーシア
息抜きしながら、ぼちぼち行きましょう。
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