扁平上皮癌 闘病生活も
そこそこ長くなりました
食事量と排泄物や健康状態で
補足程度に強制給餌を
はじめました
自力で食べれる限りは 自力で！
食欲が無いときに ひとくち分を
シリンジで 強制給餌することで
胃腸が刺激され 食欲が出て
自力で食べ始めることもあるよ
ミャーフカは 悪性腫瘍なので
食事療法をしています
ハリネズミの扁平上皮癌②
ハリネズミの扁平上皮癌③
過去記事で 食事バランスや
腫瘍抑制など投稿しています
強制給餌は シリンジで与えるため
流動状の食事になります
ハリネズミ飼いの皆さんが
SNS投稿の中で よく利用している
カロリーエース(犬用・猫用)
小さな缶で ペットショップにもあり
手に入りやすく 便利ですが...
悪性腫瘍と 腎臓病の個体に
与える場合には注意が必要
悪性腫瘍の個体に与えるには
制限したい 糖質が多いので
癌(がん)細胞を育ててしまいがち
進行のリスクがあるよ
腎臓病の個体に与えるには
たんぱく質が多いので
検査数値のBUNに影響が出やすいよ
BUN...ざっくり説明すると
たんぱく質が分解されると
アンモニアがつくられます
アンモニアのままだと
身体に悪いため
肝臓で 尿素に変えられます
最終的に 腎臓を通して
尿として排出されますが
腎臓の働きが悪くなると
腎臓で ろ過しきれずに
尿素が血液中に残ってしまうため
血液中の尿素を測定することで
腎臓の働きが正常かを
知ることができます
検査では 尿素に窒素が含まれていることから 窒素を測定して値を導き出したのが BUNの数値
腎臓病の個体の体内では
BUNが出やすいの
このBUNは
たんぱく質からできてしまうため
腎臓病の個体は
たんぱく質に気をつけます
(リンも注意します)
手ごろに購入できて
便利なカロリーエースだと
たんぱく質が多いため
腎毒素が さらに増え
体調を悪化させる可能性が高いので
腎臓病の個体に与えるときは
悪化のリスクを考える必要があるよ
しかし...何も食べれず
栄養が摂取できない状態が
最も カラダには悪い！と考えるので
高タンパク 高カロリーな流動食を
強制給餌したい場合は
カロリーエースは嗜好性も高く
衰弱していたり
病中病後の体力回復
体重を増やしたい場合には
効果的で ありがたい商品でしょう
悪性腫瘍と腎臓病の個体には
要注意ですけど...
与える目的を どこに置くかで
変わってきます
闘病生活中におきる
さまざまな食事問題は
飼い主にとって...
むずかしい選択になりますよね
ミャーフカの 腎臓は大丈夫なので
癌(がん)細胞を増殖させないために 糖質を制限した流動状の食事を用意するのですが...
癌(がん)個体も腎臓病個体も
栄養バランスを満たしたい～
と与えると悪化のリスクが高まる
我が家の
簡単な 流動食の作り方
ミャーフカの場合は
糖質制限した栄養パウダーを溶き
たんぱく源の生肉を裏ごしして加え
ドレッシング容器なので
蓋をして 振るだけ～楽ちんでしょ
その日の体調に合わせて使う
たんぱく質の種類を変えたり
消化器官が健やかであれば
ドライフード(癌抑制)を
利用することもあります
癌抑制ドライフード
みらいのドッグフード
犬用です
たんぱく質・脂質・糖質が
腫瘍抑制バランスになってます
ブレンダーで 粉にしてから使います
我が家は 生肉を使いますが
パウダーなどを使うのも便利
鹿肉100%のパウダーで
使いきりサイズの分封
食事制限が必要ない個体なら
療法食の缶詰を ブレンダーにかけ
シリンジで与えると楽です
水分ナシでも シリンジで与えやすい
流動状になります
好みのやわらかさにするには
水やミルクを加え調整です
食べさせるときは
きちんと飲みこめているか
心拍数が上がらないかを
確認しながら 少量ずつ
自力で食べれるうちは
できるだけ 自力で！
咀嚼できるうちは
なるべく 咀嚼できる食事を！
今は まだ
食欲を刺激する程度の
ぷち強制給餌です