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そこでカサンドラ症候群について、お話ししようと思います。
考えてみれば、発達障害や知的障害のグレーゾーンの人は、私の周囲に少なくない数で、いらっしゃると思います。
昔、睡眠障害の治療を受けていたときに、
「もみじさんの周囲にはちょっとおかしな人がいると言うけれど、それはもみじさんが困っているから目立っているだけなんです。ニュートラルな人はもっと多くいます」と言われ納得しました。困ったちゃんばかりでは日本は沈没してしまいますものね・・・。
私が経験した困ったちゃんの多くは、もしかしたら発達障害グレーゾーンの方達なのではないかと思い、少しその私の経験を書いてみようと思います。
私が今までに出会った人の中で1番関係が深い女性は、高校の時に出会い、もはや友人とは言いたくない女性です。
今思えば彼女も発達障害のグレーゾーンの人なのではないかと思うのです。
彼女の特徴としては、我儘、言い方（言葉）がきつい。しかし、彼女がどうしたいのか分からないよりは、きつい言葉だとしてもはっきり分かった方が気が楽で良いや。と思っていました。きつい言い方をした後にケロっとしているので、あのきつい言葉に、深い意味はないんだと思いました。
大人になってから知ったのですが、高校1年生の時に出会い、2年生の時にはクラスが違ってしまったのですが、昼休みに私のクラスに来るので一緒におしゃべりして過ごしていました。しかしその時同じクラスに彼女は友人が1人もいなかったというのです。良く引きこもりにならずに、卒業したなと思いました。私だったら休んじゃったかもしれません。
授業中は1年生の時には寝てばかりいたので、きっと同じように寝ていたのでしょう。成績もクラスでビリだったこともあったと言います。卒業後は短大に進学し私は2浪した後に薬学部に進学したので、就職は私の方が4年遅かったです。
やがて彼女に彼ができてプロポーズされたのですが、
「こんなにお給料が低いと専業主婦になれないので結婚しません」と言って断ったそです。その後何人かの人とお見合いしましたが、彼と比べてしまい決められずに、結局彼と結婚しました。
彼女は妊娠し臨月まで働きましたが、寿退職しました。私は収入が低い人と結婚したのだから、仕事を続けると思っていたので少しあれ？と思いました。
子供が生まれるまでは仲良しだった夫婦でしたが、子供の教育をめぐって夫婦喧嘩が絶えなくなり、彼女は暴力を受けるようになり、離婚を考えるようになりました。
続く
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