私のサイトに共感してくださった人の多くは、私と同じ手術(固定術)を受けた人たちです。

 

変形性股関節症の患者で運営されているNPO法人(のぞみ会)の会員の多くは、固定術を受けていない人が多いため、固定術を受けた人でしか共感できないという理由で、私のサイトに集まってきています。

 

しかし、固定術を受けた人が人工股関節全置換術を受けた後の回復のスピードには、個人差が大きいです。

 

私が固定術を受けた側(右)に人工股関節全置換術を受けたいと医師にいった時の医師たちの返答でも、個人差が大きいことがわかります。

 

人工股関節全置換術反対の意見の医師たちは、このように言いました。

  • 一生このままで過ごしなさい
  • 手術を受けても、思ったほどには楽にならないよ
  • こんなにしっかり固定されているのだから、人工股関節全置換術を受けたらもったいない
「人工股関節全置換術を受けると、車椅子生活になってしまう可能性がある」と言われ、手術を反対されたと言っている人がいます。
 
反面、人工股関節全置換術に賛成してくださった医師たちは、次のようなことを言いました。
  • 障害者だと分からない程に、きれいに歩けるようになるよ
  • 固定側(右)に人工股関節全置換術を受け可動を取り戻すと、左の股関節痛も楽になるよ
  • 人工股関節全置換術のデメリットはなにも話さず、手術可能といった
最後の医師の診断で私は人工股関節全置換術を受けることにしました。再置換の術式、再置換まで10年といったことまで話してくださったことが主な理由です。
 
幸いに、術後15年が経過しましたが、再置換には至っていません。このことを主治医に質問したところ、
「再置換まで10年といったのは、もみじさんの手術に使った機械の1つ前の世代の成績であり、働いている女性は再置換までの期間が短いという結果からです」といいました。
 
医師の判断がこんなに違うのは、医師が出会った患者さんたちの回復に相当程度バラツキがあるということだと、私は考えてきます。
 
一生このままでいなさいと言った医師は、私が利用している障害者施設で顧問医を務めている医師なので、術後に再度医事相談を受けた時に、私の股関節の可動域の広さに驚き、
「多くの患者さんが、貴方(もみじ)より浅い位置で椅子に座っている」といいました。
 
2018年に開催したOFF会が終わった時に真っ先に反省したのは、観光に時間を費やし、参加者が抱えている日常生活を送る上での不便さについて語り合っていないことでした。
 
年末にそのことを指摘され、2名の離脱に到ってしまったことを、今はとても残念に思ってます。話し合いができなかった根本原因は、私の言動にあるというのです。このことは真摯に受け止めなければなりません。
 
謝罪すべきところは謝罪するので、やり直しをさせて欲しいと言いましたが、2名の方の心を解かすことができませんでした。それ程に、私への怒りが激しく、私のことが嫌いになってしまったのだなと今は考えています。とっても悲しいです。
 
私は熊本OFF会最中に嫉妬している参加者がいらっしゃることに全く気付いていなかったのですが・・・。
もし仮に熊本OFF会で日常生活上の困っていることを話し合ったとしたら、
「私だって」
「いや私だって」
と不幸自慢が起きたのではないか?という懸念を年末のメールのやりとりを読みながら、抱きました。
 
掲示版を読み返していても、年末のメールでも、
「なぜ私ばかりが・・・」と言っているからです。
 
その結果、楽しいOFF会となったのだろうか?ということを考えていました。しかし、それでも、日常の不便さについて語り合うべきだったと、私は固く決心しています。
 
その前提に、「嫉妬しない」「他の人と比べない」こんなことが必要だと思うのですが・・・。そして必要以上に自慢しないということも大切ですよね。
 
私が以前読んでいた股関節外科医Sのブログの入院中のマナーというタイトルのブログでは次のようなことが書かれています。
3)言動
・リハビリの順調さを自慢しない。(苦労している人がいるかもしれません。)
 
しかしMさんは、「男性は嫉妬しない」と言い切っているので、相談できませんしね・・・。