みなさんこんにちは、maiです。

今日は立春。
わたしの中で
今年の立春までに終えておきたかったこと。

一つは、自身の身辺整理ができること。
いわゆる「離婚」ですね。

これは思っていたよりも大変でした。
結局1年半ぐらいかかって
やっと解決しました。

わたし自身、前のパートナーとは
コミュニケーションが取れている
と思っていたのに、

そういう話になった途端
全く話が噛み合わなくなりました。

この話はすると長くなるので
また別の記事で書いていきますが
とにかくやっと決着をみて。

でね。

わたしが、この問題が解決したら
決めていたこと。
それは、
「名前を変える」
ということです。

これは
離婚届に書く名前が変わっているのは
きっと向こうも嫌だろうから
とにかく終わってからにしよう。
これは、わたしなりの
今まで長年付き合ってくれた
パートナーに対する配慮でもありました。

わたしは、名前の変え方として

「名前の読み方を変える」

という選択をしました。

元々の名前の漢字は好きで残したかった
というのが一番ですが、
いろいろな
契約書類や、資格書類に関して
ふりがながついてないものの
変更をしなくていい、という
大きなメリットがあること。

そして、
そのほうが職場でも
ソフトランディングできるかな、
ということもありました。

今までも
クレジットカードを作ったり
銀行口座を開設したり
免許証の更新時に読み方を変えたり。
そんなことはしていたのですが
本丸は、
市役所と、職場。

で、今回。
まずは市役所へ。

ネット情報では、
10分で変えられた、とか
書いてあったりもしたので
免許証の時のように
簡単に変えられるのかな、って
思っていたのですが・・・

 
これが意外と難航しました。
まずは、
振り仮名の入った住民票が欲しい、
と申し出てみました。

調べてみますねー、と言われて
10分ほど待たされての回答は

「そういうものは発行できない」

という回答。
そこで揉めても仕方ないので、
戸籍の担当の方に相談することにしました。

そこで、

名前の読み方が変わった。
変わったことがわかる公的証明がほしい。

ということをお願いしてみました。
あ、ちなみに
この日の格好は中性コーデ。
いわゆる仕事用の格好で
メイクはしていませんでした。

「わかりました。
ちょっとお待ちください(^^)」

という感じだったので
すんなり行くのかな?と
思っていたのですが

「公的証明として、振り仮名が入ったものは
当市では発行していない。」
「名前の読み方を変えた人もいないので…。」

という回答。
うーん。
でも、ここで引き下がったらダメなやつね。

もう一度、

名前の読み方は、戸籍上には記載がない。
裁判所では名前自体の変更はできるが
読み方の変更はできない。
読み方は地方自治体が管理している。

このため、ここで変えてもらわないと
公的に名前を変える手段がない。
なんとかしてほしい。

と訴えました。
この担当者さんはね、
とっても良い方で
なんとかしてくれようとはするんだけど
なにぶん初めてなので
かなり困ってる様子。

パスポート を作る際にも、
公的証明が必要と言われたこともお伝えして
再度検討して頂き。

何度かそういうやりとりがあって
最終的に、

「住民基本台帳のふりがなを変更する」

ということで
変更ができることになりました。
国自体も、
ふりがなを管理する必要性は感じていて
地方自治体にふりがなの管理を
推進しているのは知っていたのですが
どうやらマイナンバー、
いわゆる住民基本台帳では
ふりがなもデータとして管理されている
ということのようです。

ということで、
結局2時間以上かかりましたが
無事名前の読み方が変わりました。

よかったです(^^)

残念ながら
ふりがながついた証明書類は
いただくことができなかったのですが
これは結局
保険証を変えてもらうしかない、
ということになりました。

担当頂いた市役所の方には

ふりがなが入った公的証明を
発行できるようにしてほしい。

という要望を上に上げてもらうことを
お願いしてこの日は終了しました。


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後日。
職場にて離婚の話と、
名の読み方の変更を伝えます。

驚いたのは、
わたしの職場でも
以前性別変更した方が
いらっしゃったらしいということ。

わたしの場合は、
とりあえず
保険証のふりがなだけ変えてもらって
それに伴って
ふりがなを変えないといけないところだけ
変えてもらうことにしました。

そうですね。
いろいろ考えた上で
現時点では、わたしのことを
女性として扱うようには
要求しませんでした。

ただ、わたし自身
容姿は現状すっぴんでも
初対面の方には女性に見えていることが
多いように感じています。

名前の読み方を変えることで、
自然に職場内から
扱いを変えたほうが良いのでは、と
1〜2年以内に
そういう話になると思っています。

これは
わたし自身が昔から思っていること。
結局女性として認められるには
見た目がそう見える、ということが
一番大事だと思うからです。

これは2017年の記事。
この時にわたしはこう書いています。

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そして、これからのこと。
わたしとしては、
 
「女性として生活しようと思ったら
いつでも出来るようにしておこう。
でも、今はその時じゃないから。」
 
もしかしたら、
そんな時は来ないかもしれない。

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そう。
今この時のために、
10年間少しずつ自分磨きをしてた。
いつでもできるように、と。

そして、
こないかも、と思っていた時は
来たのです。

もうね、こそこそしなくていい。
隠れなくていい。

それは、容姿に自信があるから、
ではありません。

わたし自身が

「女性である」

と、自信を持ってそう思えるからです。
昨年の8月に、
わたしはこんな記事を書いています。

(以下引用)

完パス(誰からも女性にしか見えないこと)
完全な女性器

いくら頑張っても、
どちらも手に入らないんです。

(中略)

ひとつだけ、
方法があるんです。
完璧な女性になる方法・・・。

それは、
自分が女性である、と
心の底から思うこと。

貴女は、
自分は女性だ!
って大きな声で言えますか?

・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・

もちろん
今、わたしは
はっきり言えます。

「わたしは、女性です。」

長文を最後まで読んでいただき
ありがとうございました。

今後ともよろしくお願いいたします。



*参考記事