「怒鳴らない子育てレッスン」
伊藤ともみです。
師匠、和久田ミカさんが「光と影の心理学講座」(オンライン)を募集されています。
私はこの講座が大好きで本当におすすめなので、
数年前に私がリアル開催で受講したときの
衝撃的な体験をシェアしますね。
ミカさんの講座はこちら↓
講座では沢山ワークをして、
封じ込めた自分・無かったことにした自分(シャドー)を見つけていきます。
あるワークの中で、ミカさんからこう言われました。
「こう言ってみて。
『私はお母さんの自慢の娘です。なぜなら…』
そして、『なぜなら…』の後に、自由に思いつく言葉を続けてみて」
同じグループのみんなは、「なぜなら」とスルスルと言えているのに、私だけ何にも思い浮かびません。
あれ?おかしいな、なんで思いつかないんだろう。
私、母とは仲良しだから、たくさんあるはずなのに。
そう思っているうちに私の番が巡ってきました。
何も浮かばないまま、言い始めます。
「私はお母さんの自慢の娘です。」
まるで劇の台本を読んでいるようで現実感がありません。
「なぜなら…」
「なぜなら…」
「なぜなら…」
自分が石のように固まっているのを感じました。
一生懸命、理想の娘である根拠を考えようとするけれど頭が真っ白です。
喋ろうと口をパクパクさせたまま言葉が出ません。
呼吸を止めて息を詰めている自分を感じます。
言葉の代わりにボロボロ涙が出てきました。
泣きたいなんて思ってない。
でも、水道の蛇口から水が出るように、ただただ水分が流れていく。
「私には何もない」
って言葉が浮かんできました。
お母さんの自慢になるものは何もない。
だから、なぜなら…なんて言えない。
言ってはいけない。
結局何も言えないままワークが終わり、
泣いている私にミカさんは「もみちゃんは何を感じているの?」と声をかけてくれました。
何を感じているんだろう。
分からない。
分からないけど、身体はすごく反応している。
生まれて初めて思考よりも真っ先に身体が反応する体験でした。
びっくりした。
きっとあの時、私は封じ込めた自分に触れたのだと思います。
自慢の娘になろうとしていた私。
大好きな母を助けようと必死だった私。
どんなに頑張っても足りない、と思っていた私。
そして、同時に母を嫌いだった私。
イヤって言いたかった私。
言いたいことを飲み込んでいた私。
イヤ、嫌いって言っちゃいけないと禁止していた私。
あぁそうか、両方の私がいるんだな。
はー、今思い出しても涙が出る。
悲しさや怒りじゃなくて、私が感じていたことをやっと私自身が分かってあげられたっていう安堵の涙です。
無かったことにしていた自分を、お帰り、と迎え入れてあげられた気分です。
心が凪で、ふーっと深い呼吸ができます。
このワークは数年前にしたものなので、
今回の連続オンライン講座には含まれていないかもしれません。
でも、ミカさんの講座にはすべて一貫したテーマがあります。
今回のオンライン講座もそう。
自分が隠していたもう一人の自分を知ることで、
人生にかけていたものを取り戻すことができる。
封じ込めたシャドーを見ることで、
「これが本来の私なんだ」と分かります。
何かをつけ足したり削ったりしなくても、この私なんだと思って生きていけます。
ミカさんの言葉は、知識を伝えるだけじゃない。
心に直接語り掛けてくれるから、すごく響くし反応するし、気づきが連続して起こります。
それを10か月の連続講座で続けていくとすごい変化が生まれるんじゃないかな。
私の体験でしたが、受講を考えている方の参考になれば嬉しいです。
〆切は本日2月28日までだそうです!
こちらからダイジェスト動画もご覧いただけますよ!