私が経営しているレジィーナロマンテイコというブランドは、年に2回コレクションを発表しています。
そのシーズン毎に大きなテーマを決めて、またひとつひとつのお洋服毎に、メッセージを決めます。
シーズンのテーマが現実とリンクしていることにある時気がついて、その時からよりメッセージを大切に思うようになりました。
新しい秋冬のコレクションのテーマは明けの明星。
コロナウィルスの蔓延で世界的に先の見えない現状の中、明けの明星というテーマは、一筋の光が差し込むのを感じました。
そして、いつもインスピレーションで創るオリジナルの生地のテーマは変容。
「蝶になる」を、メッセージとして盛り込んでいます。
以前のブログにも書きましたが、
糸島の酵素断食に3回参加した後、
サナギから蝶になる夢を見ました。
酵素断食を主催されている糸島の吉丸房江先生の著書「蝶になる日」ともリンクしていて、思わず先生にその夢の報告をしました。
先生からおめでとうと言うメッセージをもらって、それをお洋服の生地に織り込んだのです。
その後、たまたま訪ねた高野山でも、蝶が現れ、その時ご一緒したお坊さんが変容の話をされました。
そして、レジィーナロマンテイコのメンズスーツをお召しになり、全国で講演をされている赤塚高仁さんの新しい著書も、変容がテーマでした。
先日ご一緒した講演でも、そのお話をされていました。
変容は進化とは違い、全く新しい物として生まれ変わることを言います。
サナギになった幼虫は、一旦溶けて水のようになり、そこから蝶になります。
今はまさに変容のタイミング。
それぞれの人にも、驚くような変化が訪れているのではないかと思います。
変容は、全く新しい自分になると言うことであり、そこには、ある意味一旦自分を壊して生まれ変わるということが必要となります。
レジィーナロマンテイコのお洋服には、その時その時のエネルギーが込められています。
私も大きな変容の真っ只中にいる気がしています。
ある知人が、最近「詳しくは覚えていないのだけれど、とにかく怖い夢を見た」と私に話してくれました。
夢は潜在意識からのメッセージで、友人の吉元由美さんは、ご主人の光田秀先生と、夢の分析の講座をされています。
先日おふたりとお会いした時に、夢からのメッセージのお話をいろいろ教えていただきました。
そして、ふとその知人の「とても怖かった」という夢のことを考えていた時、直感的に神性の目覚めと言う言葉が降りてきたのです。
幻想に生きている人にとって、神性の目覚めほど怖いものはありません。
神の出現は、信じていない人にとって、恐怖でしかないと思うのです。
その方の中に、清らかな魂の発露があって、そこが現れてきているのを感じて.感動で涙が溢れてきました。
変容は怖いと感じるかも知れません。
それは全ての人にとっての神性の目覚め。
神の出現につながるのではないかと思うのです。