久々の投稿です^^;

もう1週間が経ったイベントのお話をざっと・・・


さて、JB(旧JBC)には・・・敷居の高いワンランク上の夢舞台が3つあります。

国体と全日本選手権、そしてNHK杯選抜です。

団体戦の国体と全日は厳しい県予選があり、個人戦のNHK杯は全国大会で優勝しないと出場資格が得られません。

そんな憧れの競技会、冥土の土産に一度は経験したいと思っていたのですが、昨年全日本シニアで奇跡的に資格を得て、先週末参戦してきました。


場所は埼玉県、新狭山グランドボウル・・・

会場内、正面のたれ幕には・・・

チャンピオンのチャンピオンを決める!

ご存知の通り、最後まで勝ち抜ければ・・・唯一の全国放送生中継に映る名誉ある大会です^^;


予選は2シフトに別れ、男子172名、女子99名が競います。

参加者リストを見ると、大半は若手で・・・シニアの姿は殆ど見えません?

シニアでは、参加資格があっても辞退する人が多いようで、大会前その理由は謎でしたが・・・体験した今なら納得しています^^;


・・・


場所が車で2時間も掛かるので、宿泊も考えたのですが、Aシフトだった事もあって、通う事にしました。

初日の朝6時前に出て、受付開始1時間前に新狭山に到着しましたが、皆さん準備早く、広い駐車場は既に満杯・・・NHKの中継班が場所を取っているらしい・・・

幸い最後の1台で何とかギリギリで入れてもらえましたが、もう少し遅かったら近隣の有料駐車場へ停めるハメになってました^^;・・・ラッキー♪


会場に入ると、受付前ですが多くの人が準備を進めてました。

8時30分に受付開始、すぐにボール登録申請・・・

いつもはその場で手書きするのですが、事前に家でボール情報を印刷した申請書と、指定の封筒に登録料を入れて長い列に並びました。

通常営業用の1.5倍の34.5mlのオイルたっぷりでのAシフトですから、それなりのニューボールを準備しようと思ったのですが・・・ボールに頼ってどうにかなるレベルではないので、既存のボール3個で臨みました。


カバーボールを含めて4つ・・・2個目以後は1つ500円の登録料が掛かり1,500円の出費です。

周り6個の人が多かったですね。(5個目以後は1つ1,000円掛かるので6個の人は3,500円です^^;)

この大会でJB埼玉県連に入る登録料は、1人平均5個として271人総数で65万円の収入と・・・結構な額ですね。


新調したユニフォームに着替えて、指定ボックスに入り・・・開会式を待ちます。

開会式と言えば、昔の何人もお偉い方が挨拶して時間が掛かるイメージがあったのですが・・・初っ端この大会のイメージビデオが流れ、その後大会責任者ひとりの挨拶があっただけで・・・5分ほどで終わりました。


さて・・・いよいよ本番♪


いつも、ボウリングには映像を含む記録用にスマホを持ち込んで随時入力しているのですが・・・

この大会の試合規定に、ゲーム中のスマホや外部と連絡が取れる機器の使用禁止が謳われています。

それで、スマホはバッグに仕舞って、スコア詳細は小さなノートで筆記と言う、昭和レトロで記録しました^^;


ボックス6人打ち、練習ボウルは7分間でした。

オイリーを覚悟して、投げ始めたジャッカルレガシーは、スキッドが多いながらも先でしっかりキレました。

ただし、幅を感じない上に、ピンの弾きが悪い・・・

これは厳しいな・・・と感じながら、予選9ゲームがスタートしました。

奇跡のターキースタート♪

211の好発進ながら、夢は直ぐに覚めて、難しい環境に四苦八苦(>_<)

倒れないピンに徐々に力みが出て、失投が増えオープンが先行する苦しい展開に打開策もなく、徐々にメンタルが削られていき・・・懸命にスペアを拾うもののジリ貧に・・・

最終ゲームに、絶対に避けたかった10ピン凡ミスが起こる(>_<)

結局、35ピンの借金を作って1回戦を終わりました。


Bシフトが行われている間に、昼食をとって戻ると、Aシフト予選1回戦の結果がネットに載っていて・・・私の565(▲35)は、Aシフト64位/85人と案の定の結果でした。

準々決勝進出20位ラインは637・・・まだ予選6ゲーム残されていますから、可能性はあるのでしょうが、プラスを打つのが難しい状況では、遥かな別世界に見えました。

1回戦も同じですが、ボックスメンバーは私以外ほぼ若手(ジュニア・学生)

シニア主体の普段の環境とは全く違います。

コミュニケーションを取ることも(←原則大会要綱で禁止)挨拶程度しか出来ない事もあって、喜怒哀楽は少なく静かに進行していきます。

何より・・・モニターに表示される球速が目に付いて、私は目一杯投げても22kmが一杯なのに、若手は楽に25kmを超えて・・・その上曲がりも回転数も多い!

シニアは影が薄い大会なんだなぁ〜と思うようでは、勝負は終わってますね。

球威を少しでも改善したいと思うのは自然の摂理ですが、それを許す程ボウリングは甘くありません(>_<)

多少球威は増したものの、コントロールが悪化して、何の効果も出ない・・・

🦋率30%で割れオープンが頻発する状況では、沈む一方で・・・2回戦も泣かず飛ばずの532(▲68)と借金を3桁に乗せて、初日2回戦6ゲームが終わり1097(▲103と大きく水を空けられました。


初日Aシフト6ゲーム終了したのが、日が暮れる18時頃・・・思い身体を引き摺って車に乗り込み、煩悩と格闘しながら帰路に付きました。


帰って、結果をネットで確認すると・・・

Aシフトの20位カットラインは1249(+49)と雲の上・・・私の1097は71位/85人と、当然ながら順位を落としてました。


ここまで、コテンパンに負かされると、落ち込むより・・・あのメンバーの中でピエロのように投げている自分が滑稽に思えて、笑いが溢れてました^^;


・・・


2日目のAシフトはBシフトと順番が入れ替わり、11時45分スタート・・・

駐車場は満杯でしょうから、電車で現地へ向かいました。

残り3ゲーム、数字の上では準々決勝進出の可能性はゼロでは無いのでしょうが・・・年末ジャンボ3億円に当選するぐらいの確率(>_<)

明日の為のボウリングに切り替えて、臨みました。

1ゲーム目最後ぐらいプラスで〆たいと・・・懸命の投球でノーミスターキーで迎えた終盤、無意識の力みでオープンを作り、続いてポケット7-10を喰らい・・・緊張の糸が切れると、糸の切れた凧のように落ちていきました。

周りの若手が、のびのび気持ちよさそうに投げている中、渋い表情で懸命にピンを倒しにいきますが・・・上手く行くわけもなく、念願のNHK杯は何も出来ずに、あっけなく終焉しました。

予選9ゲーム、プラスはスタートだけ、後は大きなローゲームもないまでも、マイナスを増やすだけのボウリングは、肉体的疲労ではなく、精神的ダメージが徐々に蓄積され・・・義務感で投げている消化ゲームと化しては、例えチャンスが残されていたとしても、ダメだったでしょうね。


<予選9ゲーム結果>




171名の成績表の4枚目にやっと登場^^;

Aシフト85名中75位(全体171名中145位)と言う体たらくの結果は、現実ですね。


いつも、シニアやセンターの甘やかされた環境で、スポーツとは名ばかりのレジャーを楽しんでいた身にとって、最上級の大会は敷居が高かった(>_<)

こんな難しい環境(幅のないレンコン+倒れない青ピン)に適応するには、私の球威では無理!

スピードと回転数を最低1割以上上げないと論外と言うのが結論です。


・・・


今後の事を考えます。