スライドしながら、美しく、滑らかに投げ・・・
控え目な曲がりで、コントロール重視のトップボウラー
矢島純一プロや中山律子プロは、日本のパイオニアであり、
・・・その功績は素晴らしいものです。
しかし、残念ながら、そのスタイルの全盛は20世紀であり・・・
典型的な従来の日本のボウリングから産まれたもの・・・
私を魅了する21世紀スタイルではありません。
で、今の流行りのスタイルを追求したくなる・・・
単なるミーハーかも知れません^^;
それでもハイレブ(高回転)ボールには誰でも憧れ・・・
その中核を成す理屈がクイック・リリース
その知識は、勉強しないと、まとめることができなかったので・・・
コンプリートボウリングマニュアルを参照して、整理してみました。
この教科書は、いままで不明確だったPBAスタイルを理論分析し
わかりやすく図解入りで解説していて・・・
時間のあるときに目を通す、マイバイブルになってます^^;
さて、回転速度を上げるための必要な要素は次の3つ
●サムが抜けてからフィンガーが抜けるまでの移動距離が長いこと
リストポジションによる差→カップリストが最大で、ブロークンリストが最少
●その所要時間を短くすること
●サムをフォワードスイングの真下で抜くこと
まずは、この3つを徹底して頭に入れ、
これに必要な合理的テクニックを組み合わせていきます。
簡単にまとめると、
(1)フォワードスイング~フォロースルーを早くする。(加速する。)
(2)サムをスイング最加点で素早く抜き、
最後までフィンガーを粘り強くボールに接着させ、追い越す。
(1)のスイング加速に必要な要素として
●手遅れのタイミング(十分なタメ)とレベレージにつながる下半身の安定
(2)の抜く要素として
●持ちやすく抜けやすい(相反する要素を持つ)サムグリップ
→技術的な抜き方スキルは、よくわかりません^^;
フリスビーリリースの、カップ→ブロークンの手首を柔らかく使う手法は、
シャドーでどんなに練習しても、イメージつかめません。
(1)を力まないで、実現するリリース前の準備要素として
●ハイ(オープン)バック・スイングの活用
●パワーステップの活用
●肘~手首の柔らかい活用
●体のスパイラル(ねじれ)力の活用
などがありますが、これはアメリカンスタイルに一致します。
じっくり、丁寧に、改善していけば、結果的に
スイングスピードを加速することは可能かと思います。
サムの調整の課題はありますが、何とか回転数を増やしたとして・・・
もう一つ大きな関門があります。
私だけかもしれませんけど・・・かなり悩んでいます^^;
それはまた次回(@^^)/~~~