かまど薪ストーブ編2 | モメンド・ダリのブログ

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こんにちは。

前回の続きで、かまど薪ストーブを鉄チンで作っていきます。 


前回ロストル作って3つ鉄チンを重ねて溶接までしました。


今回はまず薪の投入口を作ります。

サンダーでカットします。

曲面を単純に切り抜くとロ型の箱がはまらないのでダンボールで曲面を出して口が90°になるよう下書きして切りました。


ここにはめるロ型の筒を作ります。


鉄板から切り出して、

溶接。


それを本体にはめ込んで、溶接。


炎がなるべく鍋に行き渡るように、ロ型の箱の上部の出っ張りをサンダーでカット。


それに扉をつけます。

手持ちに一つだけあった大きな古い蝶番のサビを落として、まず扉と溶接。


本体に溶接すると、扉の完成。

この写真では扉の鍵の受け部分も既に溶接でつけてます。


次に、底に位置する灰の受け皿を、鉄板からサンダーで切り出します。


それを溶接するとこう。

曲線は溶接が難しいですね(汗)

※写真撮影が前後してますので、既に扉止めもついてます。


灰掃除部分の口と扉も、薪投入口と同様に鉄板から切り出して、手持ちの別の蝶番でつけます。

なんとなくボルトと溶接でつけました。


扉の止め部分もあまりの鉄板から切り出して、軽くボルト止め。


次に敷地の竹林に転がってた昔の風呂焚き用・薪がまの煙突部分を再利用します。


サンダーで届く範囲切って、あとは腐食しているので楔でガンガン叩いて取り外しました。


サンダーで磨きます。


この下半分の面をカットして、そこを包むようにロ型に作り溶接します。


本体に口をサンダーで開けて、溶接。

煙突部分は、特に隙間がないように細かく作りました。


径100mmの煙突を買ってきてはめてみると、ほぼ完成系!


扉に木製の取手をつけます。今回は椿の枝。


ここまでで、かまどとしては使えるのですが、

鉄チンホイールの側面を切り落とした際、

これで中華鍋用の五徳にしようと思い立ち、その作業を。

中央に穴をあけました。


周囲の小さな穴を塞ぐための鉄板をサイズに切り、ハンマーで曲げて整形します。


それを溶接していきます。


全部塞いで、セットするとこんな感じ。


釜戸を置くとこんな感じ。


実際の火入れ!


煙も逆流することなくスムーズに流れ、とりあえず成功しました!


暖も取れていいですね♪


ちなみに、餅もしっかり蒸せて、餅つきイベントも無事終えることができました!



今回はここまで。


*****

今回かかった費用。

・鉄板3.2×450×450mm×2枚:1,781円×2=3,562円

・溶接フラックスワイヤー0.8:3,608円

・溶接端子0.8:418円
・サンダー用切断砥石(金属用)239×2枚=478円
合計8,066円でした。
前回のたら合わせた総合計は14,277円でした!

使った工具。
・金物用コンパス
・半自動溶接機
・ラジオペンチ
・ニッパー
・ペンチ
・金槌
・メジャー
・サンダー
・インパクトドリル


以上です。