こんにちは。
気付けば、facebookへの投稿ばかりになってしまって、ブログを放置。。。面目ありません(>_<)
10月12日から「秋のおちらと木綿街道ウィークが始まります。
平成13年から14年間継続してきたイベント「おちらと木綿街道」が15年目を迎えるにあたって、春にみんなで長い話し合いをしました。
木綿街道全体で約80種類の企画や出店があり一日で約5000人のお客様に来ていただいているこのイベントですが、ここ数年イベント企画をする私達の側の達成感というか満足度が低くなっているのは皆が気が付いていることでした。
おちらと木綿街道は平成13年の「木綿街道」命名のきっかけになったイベントで、このイベントでは本当にいろんなことが沢山あって、笑ったり泣いたり怒ったり・・・それだけに思い入れも深く、どんな状況でも開催し続けてきたイベントです。
14年続けてきて思うことは、
「このイベントの目的はすでに達成されていて、今はイベントをすることが目的になってないか?」
ということでした。
このイベントは、「この場所に雲州平田特有の建築様式を残した素晴らしい町並みが残っていることを沢山の人に知っていただくこと」を目的に始まったものです。
そのために地域のみんなで「木綿街道」という名前を考え、イベントの名前を付けたのです。
その時から14年が経過し「木綿街道」という名前は、まるでずっと昔からそう呼ばれてきた名前のように思われるようになり、町並みも整備が進み、全国的な知名度もあるようになりました。
イベントを始めた頃は、誰にも知られず、古い汚ない家が沢山あるところだった木綿街道が、地域のみんなの地道なボランティア活動や行政の協力によって「古くて懐かしい風情ある町並み」と呼ばれるようになったのです。
私達は「おちらと木綿街道」を始めた時に願っていた場所までは来たんじゃないかと思うのです。
目的を終えたイベントを、「ずっと続けてきたものだから。」「お客さんが来られるから。」という理由だけで漫然と続けるのは、楽なのかもわかりませんが、私達にはどうも納得がいかないのです。
次の目標に近づくために動きたいというのがみんなの意見でした。
次の目標というのは、
「日常の木綿街道に一人でも多くのお客様に来ていただきたい」というものです。
木綿街道振興会自体の目標もすでにそちらに向かっていて、
Cafeことんや木綿街道探訪帖など日常の木綿街道に人を呼び込むために頑張っています。
ウィークでは、木綿街道探訪帖という予約なしで受けられるガイドやみんながあまり負担にならないような小さな企画をいくつか開催し、イベントではない日々の木綿街道でも開催できそうな企画の実験をしてみたいと思っています。
正直言って、お客様が来られるかどうかはわかりません。でも、また一から目標に向かっていくのもいいんじゃないかと思います。
皆さん、宜しければ来てみてくださいね(*^^*)/
※木綿街道探訪帖とは
木綿街道各店舗が実施しているご予約不要のガイドです。
15分から30分程度で木綿街道の老舗の仕事や機織り体験、建物探訪など木綿街道の魅力を知ることが出来ます。
詳しくは、ホームページの木綿街道探訪帖のバナーをクリックしてみてください。パンフレットがダウンロードできます。http://momen-kaidou.jp/?m=wp&WID=13279
期間中のパンフレットには、近くの温泉施設「割烹温泉ゆらり」の割引チケットが付いています。
探訪帖をご利用の方は入浴料700円が400円に割引されますので、お帰りの際はゆらりでお風呂に入って、ご飯でも食べてお帰りくださいね。
期間中のパンフレットは各店舗でお受け取りください。