今日は素晴らしい映画を観てきました。

 

 

2019年12月、何者かの銃弾に倒れた

中村哲医師の映画です。

 

恥ずかしながら、亡くなった時のニュースで

初めて医師のことを存じ上げました。

 

それから書籍を読もうと思っていましたが

まだ読んだことがなく。

 

上映会があると知って申し込み、

行ってきました。

 

 

以下、

映画から知ったことの一部は⏬

 

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現地語を覚え、人々が何に困っているのかを

聞くところが最初のスタートだった。

 

誰もやっていないこと、

誰もやりたがらないことを、やる。

 

アフガニスタンの無医地区に

診療所を開設するために

現地に根ざすことを決意。

しかしそんな医師でも

”よそ者”に厳しい風習の地で

現地の人々との信頼を築くのに

何年もの月日を要した。

 

それを乗り越え

協力者が増え、

診療所や総合病院の解説によって

数多くの命を救えるようになったのち、

歴史的な大旱魃と9.11テロ事件。

 

命を落とす人がますます増え

(とくに子どもや老人)

病気を治すこと以前に

まず生きなさい、という状況で、

人々が食べるものを得るために

農業を復活させるために必要な

用水路を建設することを決意。

(医者を100人呼ぶより用水路1本を

引く方がよっぽど命を救える)

 

重機や最新機器は何もなく

空爆も続く中、

着工から複数年をかけて完成した

用水路のおかげで、

干上がった土地が、

65万人の命を救う緑で覆われる地へ

大変化した。

 

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その映像を目にしたことのある方は

多いのではないかと思います。

 

 

とても考えさせられる映画でした。

中村医師の働く姿の数々に涙が出ました。

 

 

人のために働く。

その極限を成し遂げられた方のお一人

なのだと思いました。

 

 

映画で出てきた、

中村医師の言葉によると、

 

人は人のために働いて支え合い、

人のために死ぬ。

そこに生じる喜怒哀楽に翻弄されながらも、

結局はそれ以上でもそれ以下でもない。

 

数えきれないほどの命を救った

医師のおっしゃることは、

間違いなく格言だと思います。


加えて、人のために働くことは

自分の喜びにもなる、と

いうようなお話もされていました。

 


月並みな感想ですが、、、

 

この精神に学び、

自分にできることを探すのをやめず、

わずかずつでも動いていくこと、

日々のコツコツを怠らないこと、、、

などが自分にできることだと思いました。

 

『人のために』ということは、

どんな形や内容や規模であっても

忘れないように。

目指していきたいと思います。