今日は2歳娘と2ヶ月息子のことを

夫と親に任せて、一人で人生初の

サイン会に行ってきました!

 

 

前にもブログに載せた、

こちらの本の著者、

上杉惠理子さんの

トークとサイン会です。

 

書籍は初習者にも

大変わかりやすく

着物の歴史や魅力、

海外も含めた現代の

トレンドなどが書かれていて

とてもおもしろかったのですが、

 

だからこそもっと学びたい!!

できることならいつか直接

お会いしてお話を聞いてみたい!と

思っていた時にこの会があることを

知り速攻お申し込み!

 

 

お話のなかで私も改めて

着物の魅力だと思うのは、

 

  • 着物は最高の自己表現ツール
  • 高級で難しそうというイメージが強いが
    実はめちゃくちゃコスパが良い・環境に良い。
    (タンスに眠っている祖母や母の着物を着れば
     そもそも買う必要がない。さらに人に譲ったり
     染め替えや穴きの補修などできるのでとてもエコ)
  • 帯や小物を変えれば1枚の着物で
    数十パターンの着回しが可能、実は手入れもラク
  • 海外で着物を着ていると一発で
    日本人とわかってもらえる
    (KoreanやChinese?と言われない)
  • リサイクル品や素材次第で1万円以下からでも入手可能
  • 帯でお腹を温める。腰が支えられて身体がラク。
  • 高温多湿の日本ならではの衣装なので
    実は夏にとても涼しい!
 
この辺りが私も着物に惹かれるポイントです。

また、将来は海外に出たいこともあり、
日本ならでは、というところにより着目すると
 
  • 糸芭蕉や科の木などの植物からも
    糸を、そして着物を作っていること
  • 近代日本の産業と文化を支えた絹は
    日本の発展を助けたとても
    重要なものだったということ
    (1909年に世界最大の
     生糸輸出量だったが
     今では国内自給率は2%)

これらは基本知識として

踏まえておきたいなと思うところです。

 

質疑コーナーで出た質問を聞いていると

やはり海外に目を向けている方も

多くいらっしゃるようで、

海外との絡みの話題がいくつか

上がったのも印象的でした。

 

同じように興味のある方が

いるんだなと知れて安心しました。

 

 

色々なお話がありましたが

トークショーで上杉さんから

投げかけられた1番のメッセージは、

着ることが第一歩

というものだったと思います。

 

しかし一方、単に

着物の敷居を下げましょうと

おっしゃっているだけではない

スタンスがとても素敵。

 

感性で着物を着てみてほしい

 

のだそうです。

 

 

着物を楽しむ人は増えてきたけど

それでもまだメジャーではない。

高い、着ることや管理が難しい、

苦しい、ルールが厳しいなど

ネガティブなイメージの方が知られていて

メリット・ベネフィットが

まだまだ伝わっていない。

ぜひ普及活動をがんばりましょう!

 

とのことでした。

 

後半には上杉さんの私物の

着物と小物類を使って

コーディネートの実践例の

お話もありました。

まぢかで見させていただきました!


本からだけではわからないことを、

例えばお人柄やお話の仕方、

声の雰囲気などを感じられたらいいなと

思っていたのでオフの学びの場に

行けたこととても良かったです。


 

 

ps

サイン会終わりに

近くの商業施設の人気和菓子店で

買い物をして会計と包装を

待っている時のこと。

 

同じ店内にある喫茶コーナーは

行列待ちの混雑ぶりだったのですが、

 

そんな中、少し離れたお席で

おそらく私よりとてもお若い

学生さんくらいの世代の

女性が着物を着ているのを発見!

 

お茶が終わって立ち上がられた時に

ブルー系の着物の上に美しいレースの

羽織りものを着られたのです!

お背中から袖まですっかりレースに包まれて。

涼しげだし、しっかりアウターを

重ねるという配慮で着物を守ることにも

なるし、重なる色合いがとても美しい!

私はそういう着物用のアウターを

初めてみました。

本当にかわいかった。

 

そして足元も拝見すると

なんと黒のハイヒール!

(しかもしっかり結構な高さがある)

 

まさに、トークショーで

学んだように

「感性で着物を着る」を

実践されていると思って

本当に素敵だったので

思わず声を掛けてしまいました。

 

「着物用のレースの羽織ですか?」

「とっても素敵です!」と。

 

すると笑顔で応じてくださり

 

「着物を着るんですか?」

「メ○カリで売ってたんですよ!

 探すとたくさんありますよ!!」

「初心者だからまだうまく

 着れないんですけど^^;」

 

と、嬉しい情報まで

教えてくれました。

 

私はこの時に、

「はい、着物を着ます」

と答えることはできず、、、

 

「少し持っているだけで。」

と言うことしかできませんでした。

これが現状。

 

 

トークショーでは

ぜひ着物を普段のファッションの

選択肢の1つに!

ということを提唱されていました。

 

この女性がすでに

実践していたように、

 

私も自分が着物を着ること

 

興味があるところです!