4月8日(火)
ストーマ増設から149日目
6時起床

この時点で水分も一切摂れなくなるので、最後に少しお水を飲んだ

朝の身だしなみを整えて、体重を計ると1.6キロも痩せていた

この時点で胃の中も空っぽ、ストマからも
ぽいのは出てこないので、出し尽くしたのか
?


その後、主治医が来て術前説明。

今から手術の説明良いかな?今日ってご家族立ち会われますか?


家族は来ないです。
と言いながら面談室へ移動



手術の説明や、リスクなどの説明を受け、
手術時間は1時間半くらいから2時間と聞く。
人工肛門閉鎖手術で1番多い合併症が感染症(10%〜20%)と言うことだ。


他の方に聞くと双行式が一般的みたいなんですけど、わたしのストマどう見ても穴が1つしかないので…





※ずっと気になっていた事を聞けてスッキリ
先生流石だなぁ…




それで…手術は恐らく午前中に呼ばれると思います。なんかね、前の手術がキャンセル?になったようで、だから10時頃になると思います。また看護師さんが呼びに来るから頑張りましょうね

.
はい
分かりました。それじゃ、先生手術宜しくお願いしますね〜
と伝え病室に戻った。



その後看護師さん達が何人か『◯◯さんが居るって聞いて
ついに閉鎖だね
』って挨拶に来てくれたり…



顔なじみの看護師さんが沢山いて嬉しい

ストマ認定看護師さんも来てくれて色々と話した

ストマは思ったよりも…全然大丈夫だった。
ストマだからって出来ないこと無かった。
銭湯も温泉もサウナも何度も言ったし、案外誰もわざざ見てこないし、タオルを腰に巻いて横をゴムで止めれば全然違和感ない

初めはお洒落も制限されちゃうのかなって思ってたけど、わたしはタイトスカートが好きで、タイトスカートも全然はけたし、タイツやストッキングもはけた

ジム通いも、なんなら子供達が好きでトランポリン行くんだけど、わたし一緒になってトランポリンやるしね

プールだけ挑戦できなかったのが残念だったけど、後は制限する事無かったな…
排便障害の事考えると、ずっとストマでもいいんじゃないか?と思ったくらい。
こんなだったら、自分を否定するみたいだけど、2ヶ月間絶飲食であんな辛い思いして頑張らなくても良かったんじゃないかって

今はそう思う。
だけど、あの頃はストマについての知識もなかったし、やっぱり世の中の人がもっと人工肛門の事を当たり前のように知れる機会があると良いなと思った。
そうしたら、わたしの様にこんな想いしなくていいから…
それでもあの頃は、周りから大丈夫だよ。
って言われてもすんなり入ってこなかった。
だって、貴方ストマつけたことないでしょう?ってそんな風に思うから、嫌だった。
今は自分が経験したから色々思えるし、ポジティブになれたんですよね

と、そう伝えると終始頷いてくれた。
看護師さんも、自分はストマつけたことないから、『あなた付けたこと無いのに簡単に言わないで』って言われる事あるよ。って言ってたな

誰も悪く無いのに、そうやって傷つく人できちゃうのは切ないね

最後に、『最近ね◯◯さんと同じ様な環境&年齢の人で、ストマになるっていう人が居てね、やっぱり受け入れられないみたいだから、少しでも悲観しないで良いように、今の話もしてみようかなー
トランポリンもしてるって
』


是非是非

でも結局受け入れるのは自分ですからね。
上手く気持ち切り替えられるといいですね…

とそんな話しをした。
ベテランの看護師さんでも、患者さんとの接し方に日々色々と悩むんだなって思った。