私の父は、いわゆる昭和な男で、とにかく愛に溢れている人で、
言葉ではまったく、そんな事は言わないんだけども、とにかく家族を愛し妻を愛し、そんな人だったから、私はそれが当たり前だと思って生きていた。
厳しかったけど、独特な家訓?みたいなのがあったけど、何かあればスーパーマンの様に助けてくれた父。
私が結婚して結婚式をやる時に、一番こだわったのがバージンロードの長さだった。
だって、大好きなお父さんと、出来るだけ長くそこを歩きたかったから。
本当に厳しくて真面目な父だったから
今思うと何かを相談するとか、長く話したことはなかったんだけど、
それでも私は父が一番の味方だって思ってるし、言葉なくとも私を愛してくれているのを感じているから、そんな父が今でも大好きです。
そんなお父さん
数年前に病気をして、ひょんな事から肺癌がみつかり、転移、転移転移して、もうダメかもって余命宣告されて、
治療で弱っている父見てるし家族は悲観して、私にとってはこの世で無条件で私を想ってくれる人がいなくなっちゃうのかも。と一瞬でも思った時は、本当に辛かった。
でも、この前この話をした時に、
今まで聞けなかった父のこと聞いた時に
父も肺がんの中でも希少な癌だったようで、抗がん剤も放射線も効かないと言われていたみたい。
ただ、主治医がそれで治療してみましょうと、辛い治療を行ったら…
なんと、CTとか、目に見える範囲で癌が消えてしまったのです。
嘘みたいな本当の話。
主治医もビックリしていたそうです。
私はこの話を↑の時(カルチノイドを離したときの話。)に初めて聞きました。
当時我が家はおめでたラッシュで、兄&妹の結婚から出産から(今では孫が11人ですよ)なんなら、あるテレビ番組にも密着取材されたり(笑)
そんなのとか重なって、きっとね、じーじ頑張らないと!と思ったに違いない。
きっとね、生きなきゃいけない!生きようと思う精神が、彼のがん細胞を打破してくれたのかもしれない。
もしかしたら、強がって(心配かけ無いように)そんなふうにいっているのかもしれないけど、
実家に帰るたんびにとても元気なお父さん。
私も負けていられないとそう思います。
まだ実家の家族には父以外に自分のこと言えてません。
このままずっと言いたくないのが本音です。
本当に言いたくないから…
父に相談しようと思います。
さて、週末は鬼怒川温泉に行きました、
色んなEventがあって、U字工事さんがきていたり、花火があったり、
いつもにまして楽しみました。
私はいつも鬼怒川にくると、ホテル三日月のプールで子ども達と遊んで、鬼怒川温泉ホテルの温泉サウナをとにかく満喫するプランなのですが、今回は
あー、しばらく、これはできないんだなって。
そう、思ってちょっと悲しくなりました。
あと1ヶ月したら、外科手術して、ストマをつけて、ストマ閉じたとしても排便障害と付き合わないといけないから。