んんん、前後編でまとめたかったけど、前中後編になりました
ワタクシ書きたいことがいっぱいあるんやね
お付き合いくださいませ〜。
前回のお話はこちらです。
長男くん、アメリカではシュタイナーや、モンテッソーリのプリスクールに通っていました。
そもそもアメリカは多民族国家。みんなそれぞれ文化背景も個性も違う、ということが前提で国家が成り立っていますので、集団行動から外れることで障害が発覚する、というケースは日本に比べて少ないと思います。
なので、彼はアメリカではフツーの子。ひょっとしたらこの子はギフテッドかも知れない、という感想をもらうことはありましたが。
マムが、彼の発達障害グレーを疑っていたことと、モンテッソーリがとても長男にあっていたことで、帰国後日本の幼稚園もモンテッソーリメソッドを取り入れているところにしました。個性豊かなお友達ができて楽しく過ごしていたのですが、やはり年長、就学前に園の先生に指摘を受けます。
集団行動にもたつきがある、と。
長男、実はもう一つ特性があり、完全に左右差のない両利きなのです。なので、お箸、鉛筆、ハサミなど、幼児期に取り組む多くの所作がとても苦手
人間の脳は利き手に合わせて左右の優劣がつき片方がメインになり、片方が補助的に機能することにより、効率的な働き方をしていきます。この作業領域の分業化が進んでいくのが3〜6歳ころと言われていますが、長男、左右に優劣なし
このままでは就学前までに身につけておきたい身の回りのことが厳しい、となり、本人に聞き取りをした上で、やや強制的にお箸は右、鉛筆は左、ハサミは右、のように使う方を決めて練習に取り組みました。
この延長上で、鏡合わせに先生がしている動きを真似て動く、というのが彼にはとても難しい...(そして幼稚園や小学校低学年のうちはこの手の指導法が多い)
さらに、文字や言語を習得していく過程が独特でした。
彼は恐竜が大好きで、アメリカでも日本でも博物館に通い詰め、自分でこれ買って、と、選んだファーストブックは恐竜図鑑だったのですが、
↑これです。
カタカナから覚えました。誰かが教えたわけでもなく、自然に勝手に。だって恐竜の名前みんなカタカナで書いてあるもんね。
DVDがついていたのですが、これを繰り返し見ていて、個々の恐竜の表象と名称を映像と音で一致させ、図鑑上の文字の部分を判別し、勝手にカタカナ習得完了です
むしろ平仮名、興味な〜いだったので、年長の間に平仮名を覚えさせるのに四苦八苦しました。
続きます。