「はぁ、はぁはぁ、ぐぅぅう、」
燃え尽きた事を確認したソラは力を尽きるように塀から落ちる、その彼に私が駆け寄った。ソラの体中がボロボロだった。服装は焦げ、いくつか深い裂傷がみえる。
そして何より一番の重症はおなかに刺さる刀だった。
「動かないで!今、抜くから!」
私がソラに刺さっている錫杖に手をかけようとした瞬間、
「触るな!」
ソラが鬼気迫るように叫ぶ、私が突然の大声に驚いて止まる。
そして少しだけ申し訳無さそうに私に説明した。
「コイツは今、主人を失った。他の誰かが触ればそいつが呪われる。」
「でも、それじゃあ誰も触れないじゃない。」
「自分でぬく。俺は既に呪われている。呪いは一人に対して一つだけだからな。」
私を和まそうとしてかソラは無理に笑うと錫杖に手をかけてゆっくりと引き抜く。
「はぁはあぁぁぁぁ!」
ソラの引き抜く手に私は優しく手を添えた。
その行動に驚くソラは私を見つめる。
そして私は縋るようにその純粋な目に問いかける。
「助けるぐらいはさせてくれるでしょ?」
「・・・解った、一、二の三でぬくぞ。」
「解った。」
私はソラの手を掴んで錫杖を持つ。
ソラから流れ出る血が異様に熱い、いち早く抜いて処置しないとまずい。
「「一、」」
二人して言葉を紡ぐ、
「二の」
緊張が高まり、無意識にソラの手を掴む力を強めた。
「三!!」
その一言で一気に引き抜くとソラから血が吹き出る。
「がはぁ、」
そんな状態でも呪われた存在である錫杖を遠くへと投げ捨てるソラ、投げ捨てられた刀は軽い音をたてて転げ落ちる。
それにかまわず私はすぐさまソラを助ける為の行動を開始する。
「今、止血するから動かないで。」
傷を押さえつけながら私は彼を助けるために全身全霊をかけた。
燃え尽きた事を確認したソラは力を尽きるように塀から落ちる、その彼に私が駆け寄った。ソラの体中がボロボロだった。服装は焦げ、いくつか深い裂傷がみえる。
そして何より一番の重症はおなかに刺さる刀だった。
「動かないで!今、抜くから!」
私がソラに刺さっている錫杖に手をかけようとした瞬間、
「触るな!」
ソラが鬼気迫るように叫ぶ、私が突然の大声に驚いて止まる。
そして少しだけ申し訳無さそうに私に説明した。
「コイツは今、主人を失った。他の誰かが触ればそいつが呪われる。」
「でも、それじゃあ誰も触れないじゃない。」
「自分でぬく。俺は既に呪われている。呪いは一人に対して一つだけだからな。」
私を和まそうとしてかソラは無理に笑うと錫杖に手をかけてゆっくりと引き抜く。
「はぁはあぁぁぁぁ!」
ソラの引き抜く手に私は優しく手を添えた。
その行動に驚くソラは私を見つめる。
そして私は縋るようにその純粋な目に問いかける。
「助けるぐらいはさせてくれるでしょ?」
「・・・解った、一、二の三でぬくぞ。」
「解った。」
私はソラの手を掴んで錫杖を持つ。
ソラから流れ出る血が異様に熱い、いち早く抜いて処置しないとまずい。
「「一、」」
二人して言葉を紡ぐ、
「二の」
緊張が高まり、無意識にソラの手を掴む力を強めた。
「三!!」
その一言で一気に引き抜くとソラから血が吹き出る。
「がはぁ、」
そんな状態でも呪われた存在である錫杖を遠くへと投げ捨てるソラ、投げ捨てられた刀は軽い音をたてて転げ落ちる。
それにかまわず私はすぐさまソラを助ける為の行動を開始する。
「今、止血するから動かないで。」
傷を押さえつけながら私は彼を助けるために全身全霊をかけた。